【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年10月〜12月期のJR中央本線 (相模湖駅~藤野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.9万円/坪(3.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -57.1%( -17.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて +42.9%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 39.9年(昨年 32.9年から +21.1 %増)。平均土地面積は 88.6 坪 (昨年 41.3 坪から +114.8 %増)。平均建物面積は 37.5 坪 (昨年 23.8 坪から +57.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(相模湖駅)は -40.6 %(坪単価 -11.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(藤野駅)は -70.2 %(坪単価 -24.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 47.3 分 → 2021年 40.8 分、-13.7 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 71.4 % → 2021年 40.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 32.9 年 → 2021年 39.9 年、+21.1 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 % → 2021年 60.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった相模湖駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.8万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -40.6%( -11.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -20.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった藤野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.3万円/坪(3.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -70.2%( -24.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR中央本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
相模湖駅 | 16.8万/坪 (36.3年/114坪) | 28.3万/坪 (31.8年/45.7坪) | - |
藤野駅 | 10.3万/坪 (42.3年/71.8坪) | 34.7万/坪 (35.8年/30.3坪) | 19.7万/坪 (34.8年/40.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
相模湖駅 16.8 万/坪(昨年同期比 -40.6 %)
相模湖駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.8万円/坪(5.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -40.6%( -11.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて -20.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.3年(昨年 31.8年から +14.2 %増)。平均土地面積は 113.8 坪 (昨年 45.7 坪から +149.2 %増)。平均建物面積は 43.5 坪 (昨年 23.9 坪から +82.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 59.2 分 → 2021年 45.0 分、-24.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 80.0 % → 2021年 75.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 31.8 年 → 2021年 36.3 年、+14.2 %と増加)
藤野駅 10.3 万/坪(昨年同期比 -70.2 %)
藤野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.3万円/坪(3.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -70.2%( -24.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 42.3年(昨年 35.8年から +18.2 %増)。平均土地面積は 71.8 坪 (昨年 30.3 坪から +137.5 %増)。平均建物面積は 33.5 坪 (昨年 23.4 坪から +43.0 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 16.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2020年 35.8 年 → 2021年 42.3 年、+18.2 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 17.5 分 → 2021年 38.0 分、+117.1 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 83.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示