【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜12月期ののと鉄道七尾線 (七尾駅～穴水駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.1万円/坪(4.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -21.2％( -3.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 68 件(１年前(2021年)に比べて -17.1％( -14件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 40.6年(昨年 39.2年から +3.6 ％増)。平均土地面積は 120.3 坪 (昨年 98.2 坪から +22.5 ％増)。平均建物面積は 72.4 坪 (昨年 53.5 坪から +35.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。穴水駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは能登中島駅で昨年に比べ -93.0 ％、坪単価は 3.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(笠師保駅)は +3387.3 ％(坪単価 +94.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(能登中島駅)は -93.0 ％(坪単価 -40.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.5 ％ → 2022年 3.6 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 63.0 分 → 2022年 70.2 分、+11.5 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 32.8 ％ → 2022年 37.5 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 53.7 ％ → 2022年 55.4 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった笠師保駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.7万円/坪(29.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +3387.3％( +94.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった能登中島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(0.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -93.0％( -40.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| のと鉄道七尾線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 七尾駅 | 10.4万/坪 (42.4年/117坪) | 25.2万/坪 (38.6年/98.4坪) | 17.5万/坪 (32.8年/88.2坪) |
| 和倉温泉駅 | 26.8万/坪 (32.7年/103坪) | 7.2万/坪 (46.3年/89.2坪) | 13.4万/坪 (35.6年/63.5坪) |
| 田鶴浜駅 | 37.4万/坪 (43.5年/197坪) | - | 0.20万/坪 (0年/203坪) |
| 笠師保駅 | 97.7万/坪 (0.25年/63.5坪) | 2.8万/坪 (39.5年/424坪) | - |
| 能登中島駅 | 3.1万/坪 (43.7年/147坪) | 43.9万/坪 (22.1年/76.4坪) | 19.5万/坪 (18.6年/93.8坪) |
| 西岸駅 | - | 16.5万/坪 (28.5年/59.0坪) | - |
| 能登鹿島駅 | - | 24.0万/坪 (39.0年/99.8坪) | - |
| 穴水駅 | 8.2万/坪 (43.6年/124坪) | 10.0万/坪 (38.8年/93.6坪) | 12.5万/坪 (35.4年/131坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
笠師保駅 97.7 万/坪(昨年同期比 +3387.3 ％)
笠師保駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.7万円/坪(29.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +3387.3％( +94.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 0.3年(昨年 39.5年から -99.4 ％減)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 423.5 坪から -85.0 ％減)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 278.3 坪から -87.5 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 39.5 年 → 2022年 0.3 年、-99.4 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 19.0 分 → 2022年 24.0 分、+26.3 ％と大きく増加)
能登中島駅 3.1 万/坪(昨年同期比 -93.0 ％)
能登中島駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(0.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -93.0％( -40.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 43.7年(昨年 22.1年から +97.1 ％増)。平均土地面積は 147.2 坪 (昨年 76.4 坪から +92.7 ％増)。平均建物面積は 59.5 坪 (昨年 14.4 坪から +314.0 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 50.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 22.1 年 → 2022年 43.7 年、+97.1 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 14.5 分 → 2022年 86.0 分、+493.1 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示