【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年1月〜12月期の熊本電鉄藤崎線 (藤崎宮前駅～北熊本駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 99.6万円/坪(30.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +66.5％( +39.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2019年)に比べて -11.1％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 20.5年(昨年 28.2年から -27.4 ％減)。平均土地面積は 108.7 坪 (昨年 99.0 坪から +9.8 ％増)。平均建物面積は 55.4 坪 (昨年 85.1 坪から -34.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。黒髪町駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは北熊本駅で昨年に比べ +489.9 ％、坪単価は 124 万円/坪となった。
上位 1 駅(北熊本駅)は +489.9 ％(坪単価 +102.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(藤崎宮前駅)は -31.4 ％(坪単価 -21.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 28.2 年 → 2020年 20.5 年、-27.4 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 14.3 ％ → 2020年 37.5 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 28.6 ％ → 2020年 37.5 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった北熊本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 124万円/坪(37.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +489.9％( +102.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2019年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった藤崎宮前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.9万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -31.4％( -21.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 熊本電鉄藤崎線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 藤崎宮前駅 | 45.9万/坪 (57.5年/88.5坪) | 66.9万/坪 (36.5年/55.0坪) | 80.0万/坪 (27.4年/50.7坪) |
| 黒髪町駅 | 105万/坪 (0.00年/55.2坪) | 94.0万/坪 (9.5年/141坪) | 127万/坪 (14.9年/85.2坪) |
| 北熊本駅 | 124万/坪 (12.1年/146坪) | 21.0万/坪 (44.0年/101坪) | 44.7万/坪 (25.7年/121坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
北熊本駅 123.7 万/坪(昨年同期比 +489.9 ％)
北熊本駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 124万円/坪(37.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +489.9％( +102.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2019年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 12.1年(昨年 44.0年から -72.4 ％減)。平均土地面積は 145.6 坪 (昨年 100.8 坪から +44.4 ％増)。平均建物面積は 29.1 坪 (昨年 36.3 坪から -19.8 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 44.0 年 → 2020年 12.1 年、-72.4 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 ％ → 2020年 25.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 10.7 分 → 2020年 11.8 分、+10.2 ％と増加)
藤崎宮前駅 45.9 万/坪(昨年同期比 -31.4 ％)
藤崎宮前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.9万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -31.4％( -21.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 57.5年(昨年 36.5年から +57.5 ％増)。平均土地面積は 88.5 坪 (昨年 55.0 坪から +61.0 ％増)。平均建物面積は 127.8 坪 (昨年 40.8 坪から +213.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 9.7 分 → 2020年 5.0 分、-48.3 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 36.5 年 → 2020年 57.5 年、+57.5 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示