【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜3月期のJR北陸本線 (近江塩津駅~米原駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.4万円/坪(13.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +0.4%( +0.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 40 件(1年前(2020年)に比べて +73.9%( +17件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.0年(昨年 24.9年から +4.4 %増)。平均土地面積は 68.3 坪 (昨年 67.6 坪から +1.0 %増)。平均建物面積は 68.7 坪 (昨年 40.9 坪から +68.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。虎姫駅、米原駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは米原駅で昨年に比べ +78.8 %、坪単価は 69.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(米原駅)は +78.8 %(坪単価 +30.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(田村駅)は -78.0 %(坪単価 -73.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 30.3 分 → 2021年 26.8 分、-11.5 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 22.7 % → 2021年 35.7 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 22.7 % → 2021年 21.4 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 31.8 % → 2021年 39.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった米原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.0万円/坪(20.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +78.8%( +30.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +600.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高月駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.7万円/坪(3.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -74.3%( -30.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +66.7%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR北陸本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
近江塩津駅 | - | - | - |
余呉駅 | - | - | 0.17万/坪 (0年/28.7坪) |
木ノ本駅 | 12.1万/坪 (0年/46.9坪) | - | 1.8万/坪 (0年/52.2坪) |
高月駅 | 41.5万/坪 (21.0年/59.0坪) | 20.7万/坪 (37.0年/15.1坪) | |
河毛駅 | - | - | - |
虎姫駅 | 23.1万/坪 (32.5年/89.6坪) | 14.2万/坪 (26.0年/59.0坪) | 30.2万/坪 (14.0年/65.8坪) |
長浜駅 | 49.5万/坪 (19.8年/68.8坪) | 43.6万/坪 (26.5年/72.8坪) | 71.3万/坪 (22.4年/80.3坪) |
田村駅 | 20.7万/坪 (0年/60.5坪) | 94.0万/坪 (0年/42.4坪) | 108万/坪 (0年/54.5坪) |
坂田駅 | 67.2万/坪 (23.0年/59.7坪) | - | - |
米原駅 | 69.0万/坪 (13.8年/49.5坪) | 38.6万/坪 (22.0年/43.9坪) | 5.5万/坪 (0年/49.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
米原駅 69.0 万/坪(昨年同期比 +78.8 %)
米原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.0万円/坪(20.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +78.8%( +30.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +600.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 13.8年(昨年 22.0年から -37.1 %減)。平均土地面積は 49.5 坪 (昨年 43.9 坪から +12.8 %増)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 36.3 坪から +4.2 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 22.0 年 → 2021年 13.8 年、-37.1 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 5.0 分 → 2021年 15.0 分、+200.0 %と大きく増加)
田村駅 20.7 万/坪(昨年同期比 -78.0 %)
田村駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.7万円/坪(6.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -78.0%( -73.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 42.4 坪から +42.9 %増)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 28.7 坪から +63.2 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 3.0 分 → 2021年 20.0 分、+566.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示