【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期の東武鬼怒川線 (下今市駅～新藤原駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.9万円/坪(4.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -26.2％( -5.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて -16.7％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 43.4年(昨年 30.4年から +43.1 ％増)。平均土地面積は 83.2 坪 (昨年 71.6 坪から +16.2 ％増)。平均建物面積は 74.7 坪 (昨年 38.8 坪から +92.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。大谷向駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは大谷向駅で昨年に比べ +15.5 ％、坪単価は 55.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(大谷向駅)は +15.5 ％(坪単価 +7.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(下今市駅)は -65.3 ％(坪単価 -10.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 18.2 分 → 2024年 13.8 分、-24.0 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 40.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 30.4 年 → 2024年 43.4 年、+43.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 ％ → 2024年 60.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大谷向駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.7万円/坪(16.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +15.5％( +7.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった下今市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.8万円/坪(1.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -65.3％( -10.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 東武鬼怒川線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 下今市駅 | 5.8万/坪 (43.0年/99.3坪) | 16.7万/坪 (32.0年/69.6坪) | - |
| 大谷向駅 | 55.7万/坪 (27.0年/63.5坪) | 48.2万/坪 (13.5年/86.2坪) | 75.6万/坪 (0年/75.6坪) |
| 大桑駅 | - | - | - |
| 新高徳駅 | - | 3.3万/坪 (38.5年/83.2坪) | 19.0万/坪 (28.0年/209坪) |
| 小佐越駅 | 6.4万/坪 (61.0年/54.5坪) | - | - |
| 東武ワールドスクウェア駅 | - | - | 16.7万/坪 (32.0年/60.5坪) |
| 鬼怒川温泉駅 | - | 9.4万/坪 (46.0年/21.2坪) | - |
| 鬼怒川公園駅 | - | - | - |
| 新藤原駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大谷向駅 55.7 万/坪(昨年同期比 +15.5 ％)
大谷向駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.7万円/坪(16.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +15.5％( +7.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.0年(昨年 13.5年から +100.0 ％増)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 86.2 坪から -26.3 ％減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 48.4 坪から -40.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 16.0 分 → 2024年 14.0 分、-12.5 ％と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 13.5 年 → 2024年 27.0 年、+100.0 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
下今市駅 5.8 万/坪(昨年同期比 -65.3 ％)
下今市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.8万円/坪(1.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -65.3％( -10.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 43.0年(昨年 32.0年から +34.4 ％増)。平均土地面積は 99.3 坪 (昨年 69.6 坪から +42.8 ％増)。平均建物面積は 99.3 坪 (昨年 34.8 坪から +185.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 30.0 分 → 2024年 18.0 分、-40.0 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 32.0 年 → 2024年 43.0 年、+34.4 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示