
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜9月期のJR因美線 (美作河井駅~東津山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.0万円/坪(15.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +58.8%( +18.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 32.3年(昨年 35.7年から -9.6 %減)。平均土地面積は 143.7 坪 (昨年 132.1 坪から +8.8 %増)。平均建物面積は 70.3 坪 (昨年 57.4 坪から +22.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。美作滝尾駅、高野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東津山駅で昨年に比べ +160.7 %、坪単価は 123 万円/坪となった。
上位 1 駅(東津山駅)は +160.7 %(坪単価 +75.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(美作滝尾駅)は +34.4 %(坪単価 +6.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 59.1 % → 2024年 36.4 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 36.4 % → 2024年 45.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東津山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 123万円/坪(37.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +160.7%( +75.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -83.3%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった美作滝尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.4万円/坪(8.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +34.4%( +6.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
JR因美線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
美作河井駅 | - | 8.4万/坪 (47.5年/72.6坪) | - |
知和駅 | - | 7.5万/坪 (25.3年/109坪) | - |
美作加茂駅 | - | 7.4万/坪 (39.8年/117坪) | 9.9万/坪 (51.3年/424坪) |
三浦駅 | - | 8.3万/坪 (41.0年/60.5坪) | - |
美作滝尾駅 | 26.4万/坪 (37.3年/237坪) | 19.7万/坪 (38.5年/156坪) | - |
高野駅 | 40.6万/坪 (31.2年/128坪) | 30.0万/坪 (29.6年/143坪) | 45.7万/坪 (14.9年/179坪) |
東津山駅 | 123万/坪 (0年/63.5坪) | 47.1万/坪 (38.7年/139坪) | 44.0万/坪 (21.0年/62.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東津山駅 122.7 万/坪(昨年同期比 +160.7 %)
東津山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 123万円/坪(37.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +160.7%( +75.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -83.3%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 138.7 坪から -54.2 %減)。平均建物面積は 31.0 坪 (昨年 65.7 坪から -52.8 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 21.0 分 → 2024年 13.5 分、-35.7 %と大きく減少)
美作滝尾駅 26.4 万/坪(昨年同期比 +34.4 %)
美作滝尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.4万円/坪(8.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +34.4%( +6.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 37.3年(昨年 38.5年から -3.2 %減)。平均土地面積は 236.7 坪 (昨年 155.8 坪から +51.9 %増)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 45.4 坪から -40.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 75.0 分 → 2024年 48.0 分、-36.0 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示