【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年7月〜9月期の名鉄名古屋本線 (笠松駅～名鉄岐阜駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.7万円/坪(12.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -27.0％( -15.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2021年)に比べて -25.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.5年(昨年 17.4年から +63.9 ％増)。平均土地面積は 51.3 坪 (昨年 78.1 坪から -34.4 ％減)。平均建物面積は 32.4 坪 (昨年 34.0 坪から -4.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。名鉄岐阜駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは岐南駅で昨年に比べ -73.6 ％、坪単価は 14.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(名鉄岐阜駅)は -3.1 ％(坪単価 -1.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(岐南駅)は -73.6 ％(坪単価 -39.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 9.1 ％ → 2022年 14.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 17.4 年 → 2022年 28.5 年、+63.9 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 11.1 ％ → 2022年 42.9 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 22.2 ％ → 2022年 28.6 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった笠松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.6万円/坪(13.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -33.9％( -23.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった岐南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.2万円/坪(4.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -73.6％( -39.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 名鉄名古屋本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 笠松駅 | 45.6万/坪 (27.7年/51.4坪) | 69.0万/坪 (6.0年/101坪) | 46.6万/坪 (34.0年/243坪) |
| 岐南駅 | 14.2万/坪 (0年/56.0坪) | 53.7万/坪 (28.0年/62.8坪) | - |
| 茶所駅 | - | - | - |
| 加納駅 | - | 23.6万/坪 (41.5年/21.2坪) | - |
| 名鉄岐阜駅 | 33.1万/坪 (33.5年/45.4坪) | 34.1万/坪 (17.5年/41.6坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
名鉄岐阜駅 33.1 万/坪(昨年同期比 -3.1 ％)
名鉄岐阜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.1万円/坪(10.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -3.1％( -1.1万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.5年(昨年 17.5年から +91.4 ％増)。平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 41.6 坪から +9.1 ％増)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 31.0 坪から +17.1 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 17.5 年 → 2022年 33.5 年、+91.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 100.0 ％)
岐南駅 14.2 万/坪(昨年同期比 -73.6 ％)
岐南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.2万円/坪(4.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -73.6％( -39.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 62.8 坪から -10.8 ％減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 44.6 坪から -28.8 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示