【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜6月期のJR陸羽西線 (新庄駅～余目駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.2万円/坪(6.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -13.4％( -3.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 14 件(１年前(2023年)に比べて -53.3％( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 40.6年(昨年 34.0年から +19.5 ％増)。平均土地面積は 128.2 坪 (昨年 120.6 坪から +6.3 ％増)。平均建物面積は 101.7 坪 (昨年 55.9 坪から +82.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。余目駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは余目駅で昨年に比べ +18.1 ％、坪単価は 50.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(余目駅)は +18.1 ％(坪単価 +7.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新庄駅)は -30.6 ％(坪単価 -6.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 21.7 分 → 2024年 18.9 分、-12.9 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 37.9 ％ → 2024年 25.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 34.0 年 → 2024年 40.6 年、+19.5 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 41.4 ％ → 2024年 58.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった余目駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.1万円/坪(15.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +18.1％( +7.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -20.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新庄駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.3万円/坪(4.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -30.6％( -6.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2023年)に比べて -64.0％( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR陸羽西線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新庄駅 | 15.3万/坪 (44.9年/163坪) | 22.1万/坪 (36.0年/117坪) | 31.1万/坪 (27.9年/112坪) |
| 升形駅 | - | - | 1.2万/坪 (0年/293坪) |
| 津谷駅 | - | - | 0.8万/坪 (46.3年/43.9坪) |
| 古口駅 | - | - | 0.8万/坪 (60.8年/194坪) |
| 清川駅 | - | - | - |
| 狩川駅 | 0.04万/坪 (65.0年/81.7坪) | - | - |
| 南野駅 | - | - | - |
| 余目駅 | 50.1万/坪 (21.1年/60.9坪) | 42.4万/坪 (24.4年/139坪) | 38.6万/坪 (22.6年/116坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
余目駅 50.1 万/坪(昨年同期比 +18.1 ％)
余目駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.1万円/坪(15.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +18.1％( +7.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -20.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.1年(昨年 24.4年から -13.4 ％減)。平均土地面積は 60.9 坪 (昨年 138.5 坪から -56.1 ％減)。平均建物面積は 44.4 坪 (昨年 46.0 坪から -3.5 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 24.4 年 → 2024年 21.1 年、-13.4 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 40.0 ％ → 2024年 33.3 ％)
新庄駅 15.3 万/坪(昨年同期比 -30.6 ％)
新庄駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.3万円/坪(4.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -30.6％( -6.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2023年)に比べて -64.0％( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 44.9年(昨年 36.0年から +24.7 ％増)。平均土地面積は 163.4 坪 (昨年 117.0 坪から +39.6 ％増)。平均建物面積は 129.6 坪 (昨年 57.9 坪から +123.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 21.8 分 → 2024年 18.6 分、-15.0 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 45.8 ％ → 2024年 37.5 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 36.0 年 → 2024年 44.9 年、+24.7 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 41.7 ％ → 2024年 62.5 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示