【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜9月期の富山地方鉄道立山線 (寺田駅~立山駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.5万円/坪(14.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +116.4%( +25.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2021年)に比べて -56.2%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 10.8年(昨年 28.2年から -61.7 %減)。平均土地面積は 64.2 坪 (昨年 137.4 坪から -53.3 %減)。平均建物面積は 35.0 坪 (昨年 42.9 坪から -18.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。五百石駅、榎町駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは下段駅で昨年に比べ +223.7 %、坪単価は 35.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(下段駅)は +223.7 %(坪単価 +24.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(稚子塚駅)は +4.8 %(坪単価 +1.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 28.2 年 → 2022年 10.8 年、-61.7 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 14.4 分 → 2022年 12.4 分、-13.5 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 13.3 % → 2022年 42.9 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 14.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった五百石駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.5万円/坪(19.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +82.2%( +29.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった稚子塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.4万円/坪(8.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +4.8%( +1.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
富山地方鉄道立山線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
寺田駅 | - | - | - |
稚子塚駅 | 26.4万/坪 (23.0年/63.5坪) | 25.2万/坪 (10.8年/163坪) | 7.7万/坪 (52.3年/123坪) |
田添駅 | - | 18.6万/坪 (29.1年/81.7坪) | 53.6万/坪 (19.9年/156坪) |
五百石駅 | 64.5万/坪 (0.8年/54.5坪) | 35.4万/坪 (23.4年/165坪) | 28.5万/坪 (27.3年/99.1坪) |
榎町駅 | 63.1万/坪 (0.25年/59.0坪) | 37.2万/坪 (26.0年/62.8坪) | 2.0万/坪 (34.8年/52.9坪) |
下段駅 | 35.5万/坪 (14.3年/69.6坪) | 11.0万/坪 (17.5年/295坪) | - |
釜ケ淵駅 | - | - | 8.0万/坪 (45.1年/104坪) |
沢中山駅 | - | 8.7万/坪 (27.8年/107坪) | - |
岩峅寺駅 | 43.0万/坪 (22.3年/78.7坪) | 16.4万/坪 (46.3年/121坪) | 30.2万/坪 (25.0年/178坪) |
横江駅 | - | - | - |
千垣駅 | - | 0.7万/坪 (48.0年/39.3坪) | - |
有峰口駅 | - | - | - |
本宮駅 | - | - | - |
立山駅 | - | - | 11.0万/坪 (52.5年/106坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
下段駅 35.5 万/坪(昨年同期比 +223.7 %)
下段駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.5万円/坪(10.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +223.7%( +24.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 14.3年(昨年 17.5年から -18.6 %減)。平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 294.9 坪から -76.4 %減)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 63.5 坪から -35.7 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 17.5 年 → 2022年 14.3 年、-18.6 %と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 23.0 分 → 2022年 10.0 分、-56.5 %と大きく減少)
稚子塚駅 26.4 万/坪(昨年同期比 +4.8 %)
稚子塚駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.4万円/坪(8.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +4.8%( +1.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 23.0年(昨年 10.8年から +113.9 %増)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 163.4 坪から -61.1 %減)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 16.6 坪から +118.2 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 10.8 年 → 2022年 23.0 年、+113.9 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 6.0 分 → 2022年 26.0 分、+333.3 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示