【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年7月〜9月期のJR気仙沼線 (前谷地駅～柳津駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.0万円/坪(16.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +903.7％( +47.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 13.3年(昨年 44.9年から -70.4 ％減)。平均土地面積は 133.1 坪 (昨年 274.3 坪から -51.5 ％減)。平均建物面積は 28.4 坪 (昨年 100.3 坪から -71.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。
上位 1 駅(御岳堂駅)は +5937.3 ％(坪単価 +85.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(陸前豊里駅)は +394.8 ％(坪単価 +41.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 44.9 年 → 2020年 13.3 年、-70.4 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 ％ → 2020年 25.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 52.5 分 → 2020年 78.0 分、+48.6 ％と大きく増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった御岳堂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.8万円/坪(26.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +5937.3％( +85.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった柳津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.4万円/坪(11.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +853.4％( +32.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| JR気仙沼線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 前谷地駅 | - | - | - |
| 和渕駅 | - | - | 8.7万/坪 (38.5年/303坪) |
| のの岳駅 | - | - | - |
| 陸前豊里駅 | 52.3万/坪 (0.5年/106坪) | 10.6万/坪 (38.5年/514坪) | 7.6万/坪 (28.5年/163坪) |
| 御岳堂駅 | 86.8万/坪 (0.5年/215坪) | 1.4万/坪 (59.5年/215坪) | - |
| 柳津駅 | 36.4万/坪 (26.0年/106坪) | 3.8万/坪 (36.5年/93.8坪) | 8.9万/坪 (45.0年/107坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
御岳堂駅 86.8 万/坪(昨年同期比 +5937.3 ％)
御岳堂駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.8万円/坪(26.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +5937.3％( +85.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 0.5年(昨年 59.5年から -99.2 ％減)。平均土地面積は 214.8 坪 (昨年 214.8 坪から +0.0 ％減)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 34.8 坪から -30.4 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 59.5 年 → 2020年 0.5 年、-99.2 ％と大きく減少)
陸前豊里駅 52.3 万/坪(昨年同期比 +394.8 ％)
陸前豊里駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.3万円/坪(15.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +394.8％( +41.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 0.5年(昨年 38.5年から -98.7 ％減)。平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 514.3 坪から -79.4 ％減)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 226.9 坪から -84.0 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 38.5 年 → 2020年 0.5 年、-98.7 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 30.0 分 → 2020年 12.0 分、-60.0 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示