【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年7月〜9月期のいすみ鉄道 (大原駅～上総中野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.1万円/坪(7.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -21.7％( -6.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2021年)に比べて -11.1％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 37.3年(昨年 28.1年から +32.8 ％増)。平均土地面積は 97.0 坪 (昨年 112.9 坪から -14.1 ％減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 35.7 坪から -19.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(大多喜駅)は +405.4 ％(坪単価 +14.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大原駅)は -20.3 ％(坪単価 -6.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 28.1 年 → 2022年 37.3 年、+32.8 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 15.3 分 → 2022年 18.6 分、+21.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 ％ → 2022年 50.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.8万円/坪(7.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -20.3％( -6.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大多喜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.6万円/坪(5.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +405.4％( +14.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| いすみ鉄道 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 大原駅 | 25.8万/坪 (39.5年/119坪) | 32.4万/坪 (20.7年/84.7坪) | 22.7万/坪 (28.0年/37.1坪) |
| 西大原駅 | - | - | 26.2万/坪 (25.5年/260坪) |
| 上総東駅 | - | - | - |
| 新田野駅 | - | - | 45.5万/坪 (18.5年/197坪) |
| 国吉駅 | - | 55.1万/坪 (9.5年/106坪) | 31.4万/坪 (29.5年/154坪) |
| 上総中川駅 | - | 15.3万/坪 (43.5年/299坪) | - |
| 城見ケ丘駅 | - | - | - |
| 大多喜駅 | 18.6万/坪 (33.5年/59.5坪) | 3.7万/坪 (49.5年/93.8坪) | - |
| 小谷松駅 | - | - | - |
| 東総元駅 | - | - | - |
| 久我原駅 | - | - | - |
| 総元駅 | - | - | 46.7万/坪 (20.5年/363坪) |
| 西畑駅 | - | - | 16.7万/坪 (44.5年/206坪) |
| 上総中野駅 | - | - | 21.6万/坪 (31.0年/363坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大多喜駅 18.6 万/坪(昨年同期比 +405.4 ％)
大多喜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.6万円/坪(5.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて +405.4％( +14.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 33.5年(昨年 49.5年から -32.3 ％減)。平均土地面積は 59.5 坪 (昨年 93.8 坪から -36.6 ％減)。平均建物面積は 20.7 坪 (昨年 27.2 坪から -24.1 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 49.5 年 → 2022年 33.5 年、-32.3 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2021年 18.0 分 → 2022年 16.0 分、-11.1 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 33.3 ％)
大原駅 25.8 万/坪(昨年同期比 -20.3 ％)
大原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.8万円/坪(7.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2021年)に比べて -20.3％( -6.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 39.5年(昨年 20.7年から +90.8 ％増)。平均土地面積は 119.5 坪 (昨年 84.7 坪から +41.1 ％増)。平均建物面積は 33.6 坪 (昨年 39.6 坪から -15.3 ％減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 60.0 ％ → 2022年 20.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 20.7 年 → 2022年 39.5 年、+90.8 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 16.4 分 → 2022年 20.2 分、+23.2 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示