【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜9月期のJR石勝線 (南千歳駅～新得駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.1万円/坪(3.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -19.8％( -2.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 8 件(１年前(2023年)に比べて -68.0％( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 40.8年(昨年 40.9年から -0.2 ％減)。平均土地面積は 104.2 坪 (昨年 138.8 坪から -25.0 ％減)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 54.5 坪から -13.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。新得駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは新得駅で昨年に比べ +22.9 ％、坪単価は 14.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(新得駅)は +22.9 ％(坪単価 +2.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新夕張駅)は -88.4 ％(坪単価 -36.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 36.0 分 → 2024年 27.2 分、-24.4 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 35.0 ％ → 2024年 14.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 55.0 ％ → 2024年 71.4 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新得駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.2万円/坪(4.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +22.9％( +2.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて -70.6％( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新夕張駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.7万円/坪(1.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -88.4％( -36.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR石勝線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 南千歳駅 | - | - | - |
| 追分駅 | - | 11.6万/坪 (42.2年/132坪) | 8.2万/坪 (36.8年/107坪) |
| 川端駅 | - | - | 1.8万/坪 (48.5年/514坪) |
| 新夕張駅 | 4.7万/坪 (40.6年/81.7坪) | 5.7万/坪 (48.0年/152坪) | |
| 占冠駅 | - | 5.7万/坪 (68.8年/178坪) | 9.4万/坪 (35.8年/123坪) |
| トマム駅 | - | - | - |
| 新得駅 | 14.2万/坪 (41.0年/118坪) | 11.5万/坪 (39.0年/138坪) | 7.3万/坪 (43.8年/152坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新得駅 14.2 万/坪(昨年同期比 +22.9 ％)
新得駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.2万円/坪(4.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて +22.9％( +2.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて -70.6％( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 41.0年(昨年 39.0年から +4.9 ％増)。平均土地面積は 117.7 坪 (昨年 138.5 坪から -15.0 ％減)。平均建物面積は 59.4 坪 (昨年 49.2 坪から +20.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 37.8 分 → 2024年 12.2 分、-67.7 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 75.0 ％)
新夕張駅 4.7 万/坪(昨年同期比 -88.4 ％)
新夕張駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.7万円/坪(1.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -88.4％( -36.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 40.6年(昨年 33.5年から +21.1 ％増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 232.9 坪から -87.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 90.0 分 → 2024年 52.3 分、-41.9 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 33.3 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 33.5 年 → 2024年 40.6 年、+21.1 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示