【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2022年7月〜9月期のJR石勝線 (南千歳駅~新得駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.9万円/坪(2.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -52.2%( -8.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて -14.3%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 39.7年(昨年 36.0年から +10.3 %増)。平均土地面積は 193.6 坪 (昨年 165.9 坪から +16.7 %増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 81.9 坪から -63.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。新得駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは追分駅で昨年に比べ -90.6 %、坪単価は 4.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(新夕張駅)は +948.2 %(坪単価 +12.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(追分駅)は -90.6 %(坪単価 -42.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 46.0 分 → 2022年 33.8 分、-26.4 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 40.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 36.0 年 → 2022年 39.7 年、+10.3 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 60.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新夕張駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.2万円/坪(4.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +948.2%( +12.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった追分駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.4万円/坪(1.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -90.6%( -42.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR石勝線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
南千歳駅 | - | - | - |
追分駅 | 4.4万/坪 (49.5年/99.8坪) | 46.9万/坪 (18.0年/98.3坪) | 26.4万/坪 (19.5年/112坪) |
川端駅 | 1.8万/坪 (48.5年/514坪) | - | 2.0万/坪 (53.5年/112坪) |
滝ノ上駅 | - | - | - |
新夕張駅 | 13.2万/坪 (33.5年/124坪) | 1.3万/坪 (57.0年/310坪) | 2.0万/坪 (44.5年/162坪) |
占冠駅 | 15.7万/坪 (23.5年/145坪) | - | - |
トマム駅 | - | - | - |
新得駅 | 6.2万/坪 (43.5年/139坪) | 6.7万/坪 (33.0年/115坪) | 28.5万/坪 (38.2年/204坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新夕張駅 13.2 万/坪(昨年同期比 +948.2 %)
新夕張駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.2万円/坪(4.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +948.2%( +12.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.5年(昨年 57.0年から -41.2 %減)。平均土地面積は 124.0 坪 (昨年 310.1 坪から -60.0 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 194.4 坪から -84.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 57.0 年 → 2022年 33.5 年、-41.2 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 90.0 分 → 2022年 13.0 分、-85.6 %と大きく減少)
追分駅 4.4 万/坪(昨年同期比 -90.6 %)
追分駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.4万円/坪(1.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -90.6%( -42.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 49.5年(昨年 18.0年から +175.0 %増)。平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 98.3 坪から +1.5 %増)。平均建物面積は 22.7 坪 (昨年 40.8 坪から -44.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 16.5 分 → 2022年 13.0 分、-21.2 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 18.0 年 → 2022年 49.5 年、+175.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示