【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年7月〜9月期のJR石勝線 (南千歳駅～新得駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.3万円/坪(5.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +92.2％( +9.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2019年)に比べて -22.2％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.7年(昨年 36.0年から +7.6 ％増)。平均土地面積は 165.5 坪 (昨年 141.5 坪から +17.0 ％増)。平均建物面積は 39.6 坪 (昨年 36.1 坪から +9.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。追分駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは新得駅で昨年に比べ +234.8 ％、坪単価は 28.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(新得駅)は +234.8 ％(坪単価 +20.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新夕張駅)は -67.4 ％(坪単価 -4.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 11.1 ％ → 2020年 28.6 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 44.4 ％ → 2020年 50.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新得駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.5万円/坪(8.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +234.8％( +20.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新夕張駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -67.4％( -4.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| JR石勝線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 南千歳駅 | - | - | - |
| 追分駅 | 26.4万/坪 (19.5年/112坪) | 17.8万/坪 (24.5年/95.3坪) | - |
| 川端駅 | 2.0万/坪 (53.5年/112坪) | - | |
| 滝ノ上駅 | - | - | - |
| 新夕張駅 | 2.0万/坪 (44.5年/162坪) | 6.2万/坪 (39.0年/99.8坪) | - |
| 占冠駅 | - | - | - |
| トマム駅 | - | - | 1.4万/坪 (30.5年/393坪) |
| 新得駅 | 28.5万/坪 (38.2年/204坪) | 8.5万/坪 (39.3年/177坪) | 23.1万/坪 (25.5年/78.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新得駅 28.5 万/坪(昨年同期比 +234.8 ％)
新得駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.5万円/坪(8.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +234.8％( +20.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.2年(昨年 39.3年から -2.9 ％減)。平均土地面積は 203.7 坪 (昨年 176.7 坪から +15.3 ％増)。平均建物面積は 35.8 坪 (昨年 33.9 坪から +5.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 15.4 分 → 2020年 7.0 分、-54.5 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 ％ → 2020年 33.3 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 ％ → 2020年 66.7 ％)
新夕張駅 2.0 万/坪(昨年同期比 -67.4 ％)
新夕張駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -67.4％( -4.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 44.5年(昨年 39.0年から +14.1 ％増)。平均土地面積は 161.8 坪 (昨年 99.8 坪から +62.1 ％増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 38.6 坪から -13.7 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2019年 39.0 年 → 2020年 44.5 年、+14.1 ％と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 22.0 分 → 2020年 45.0 分、+104.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 ％ → 2020年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示