この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年7月〜9月期の四日市あすなろう鉄道八王子線 (日永駅~西日野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.4万円/坪(13.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -44.1%( -35.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて +40.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.5年(昨年 14.9年から +84.5 %増)。平均土地面積は 180.6 坪 (昨年 70.8 坪から +155.2 %増)。平均建物面積は 102.9 坪 (昨年 34.8 坪から +195.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。日永駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは西日野駅で昨年に比べ -49.7 %、坪単価は 37.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(日永駅)は -8.1 %(坪単価 -7.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(西日野駅)は -49.7 %(坪単価 -36.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2022年 20.0 % → 2023年 16.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 14.9 年 → 2023年 27.5 年、+84.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 14.4 分 → 2023年 35.3 分、+145.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 20.0 % → 2023年 50.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった日永駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.5万円/坪(24.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -8.1%( -7.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西日野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.2万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -49.7%( -36.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
四日市あすなろう鉄道八王子線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
日永駅 | 80.5万/坪 (25.5年/393坪) | 87.6万/坪 (0.5年/54.5坪) | - |
西日野駅 | 37.2万/坪 (27.9年/145坪) | 73.9万/坪 (24.5年/81.7坪) | 50.8万/坪 (28.6年/84.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
日永駅 80.5 万/坪(昨年同期比 -8.1 %)
日永駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.5万円/坪(24.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -8.1%( -7.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 25.5年(昨年 0.5年から +4962.5 %増)。平均土地面積は 393.3 坪 (昨年 54.5 坪から +622.2 %増)。平均建物面積は 118.0 坪 (昨年 30.3 坪から +290.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 13.0 分 → 2023年 9.0 分、-30.8 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 0.5 年 → 2023年 25.5 年、+4962.5 %と大きく増加)
西日野駅 37.2 万/坪(昨年同期比 -49.7 %)
西日野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.2万円/坪(11.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -49.7%( -36.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.9年(昨年 24.5年から +13.9 %増)。平均土地面積は 145.2 坪 (昨年 81.7 坪から +77.8 %増)。平均建物面積は 99.8 坪 (昨年 37.8 坪から +164.0 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 20.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2022年 24.5 年 → 2023年 27.9 年、+13.9 %と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 15.3 分 → 2023年 39.7 分、+158.7 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 40.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示