【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期の高松琴平電鉄長尾線 (瓦町駅～長尾駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.6万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -32.6％( -4.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 21 件(１年前(2022年)に比べて -19.2％( -5件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 135.4 坪 (昨年 103.0 坪から +31.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。高田駅、学園通り駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは学園通り駅で昨年に比べ +55.5 ％、坪単価は 3.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(学園通り駅、高田駅)は +42.1 ％(坪単価 +1.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(平木駅、水田駅)は -53.7 ％(坪単価 -5.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 14.0 分 → 2023年 20.2 分、+43.8 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 19.2 ％ → 2023年 4.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった林道駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.0万円/坪(5.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -6.6％( -1.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった平木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -72.0％( -7.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 高松琴平電鉄長尾線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 瓦町駅 | - | 56.7万/坪 (57.5坪) | 106万/坪 (22.7坪) |
| 花園駅 | 14.0万/坪 (91.9坪) | 15.4万/坪 (47.4坪) | 25.9万/坪 (278坪) |
| 林道駅 | 18.0万/坪 (333坪) | 19.3万/坪 (57.5坪) | 25.0万/坪 (82.7坪) |
| 木太東口駅 | 11.5万/坪 (59.0坪) | - | 12.3万/坪 (65.8坪) |
| 元山駅 | 13.0万/坪 (138坪) | 11.1万/坪 (151坪) | 16.7万/坪 (50.9坪) |
| 水田駅 | 6.9万/坪 (53.7坪) | 10.7万/坪 (96.8坪) | 11.1万/坪 (171坪) |
| 西前田駅 | - | - | - |
| 高田駅 | 11.0万/坪 (99.8坪) | 8.6万/坪 (66.6坪) | - |
| 池戸駅 | 4.7万/坪 (155坪) | 5.4万/坪 (84.7坪) | 6.3万/坪 (118坪) |
| 農学部前駅 | 7.2万/坪 (84.7坪) | - | 9.9万/坪 (60.5坪) |
| 平木駅 | 2.9万/坪 (454坪) | 10.2万/坪 (63.5坪) | 3.9万/坪 (109坪) |
| 学園通り駅 | 3.9万/坪 (166坪) | 2.5万/坪 (151坪) | 6.7万/坪 (145坪) |
| 白山駅 | - | - | 9.8万/坪 (69.6坪) |
| 井戸駅 | - | 5.5万/坪 (454坪) | - |
| 公文明駅 | - | - | 0.7万/坪 (37.8坪) |
| 長尾駅 | 3.4万/坪 (72.6坪) | 4.8万/坪 (33.3坪) | 6.5万/坪 (69.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
学園通り駅 3.9 万/坪(昨年同期比 +55.5 ％)
学園通り駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.9万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +55.5％( +1.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 166.4 坪 (昨年 151.3 坪から +10.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 18.0 分 → 2023年 26.0 分、+44.4 ％と大きく増加)
高田駅 11.0 万/坪(昨年同期比 +28.7 ％)
高田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.0万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +28.7％( +2.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 66.6 坪から +50.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 4.0 分 → 2023年 30.0 分、+650.0 ％と大きく増加)
平木駅 2.9 万/坪(昨年同期比 -72.0 ％)
平木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -72.0％( -7.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 453.8 坪 (昨年 63.5 坪から +614.3 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 11.0 分 → 2023年 30.0 分、+172.7 ％と大きく増加)
水田駅 6.9 万/坪(昨年同期比 -35.4 ％)
水田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -35.4％( -3.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 53.7 坪 (昨年 96.8 坪から -44.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 25.8 分 → 2023年 14.5 分、-43.7 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示