【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期のJR大村線 (早岐駅~諫早駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.7万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -0.0%( -0.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 32 件(1年前(2023年)に比べて -85.3%( -185件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 145.9 坪 (昨年 126.9 坪から +15.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。早岐駅、小串郷駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小串郷駅で昨年に比べ +51.6 %、坪単価は 7.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(小串郷駅、早岐駅)は +45.4 %(坪単価 +4.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(松原駅、大村駅)は -50.9 %(坪単価 -3.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2023年 3.2 % → 2024年 3.1 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった早岐駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.3万円/坪(6.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +39.2%( +5.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -91.7%( -22件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった松原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -83.1%( -5.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -94.4%( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR大村線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
早岐駅 | 20.3万/坪 (59.0坪) | 14.6万/坪 (129坪) | 14.7万/坪 (73.3坪) |
ハウステンボス駅 | - | 8.4万/坪 (201坪) | 2.4万/坪 (49.9坪) |
南風崎駅 | - | - | 8.0万/坪 (209坪) |
小串郷駅 | 7.2万/坪 (166坪) | 4.8万/坪 (158坪) | 4.9万/坪 (266坪) |
川棚駅 | - | 4.8万/坪 (71.1坪) | 5.9万/坪 (90.6坪) |
彼杵駅 | - | 4.2万/坪 (220坪) | 4.8万/坪 (246坪) |
千綿駅 | - | 2.7万/坪 (114坪) | - |
松原駅 | 1.0万/坪 (139坪) | 6.0万/坪 (185坪) | 6.8万/坪 (164坪) |
竹松駅 | 12.3万/坪 (209坪) | 12.5万/坪 (129坪) | 11.8万/坪 (109坪) |
諏訪駅 | 13.6万/坪 (74.1坪) | 14.7万/坪 (80.8坪) | 13.2万/坪 (107坪) |
大村駅 | 12.5万/坪 (131坪) | 15.3万/坪 (120坪) | 14.4万/坪 (119坪) |
岩松駅 | 8.7万/坪 (57.5坪) | 8.9万/坪 (142坪) | 7.8万/坪 (116坪) |
諫早駅 | 16.3万/坪 (131坪) | 15.2万/坪 (106坪) | 13.0万/坪 (148坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
小串郷駅 7.2 万/坪(昨年同期比 +51.6 %)
小串郷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.2万円/坪(2.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +51.6%( +2.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 166.4 坪 (昨年 158.1 坪から +5.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 15.8 分 → 2024年 26.0 分、+65.1 %と大きく増加)
早岐駅 20.3 万/坪(昨年同期比 +39.2 %)
早岐駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.3万円/坪(6.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +39.2%( +5.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -91.7%( -22件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 129.3 坪から -54.4 %減)。
松原駅 1.0 万/坪(昨年同期比 -83.1 %)
松原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.0万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -83.1%( -5.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -94.4%( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 139.2 坪 (昨年 184.9 坪から -24.7 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 16.4 分 → 2024年 28.0 分、+70.3 %と大きく増加)
大村駅 12.5 万/坪(昨年同期比 -18.7 %)
大村駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.5万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -18.7%( -2.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2023年)に比べて -81.4%( -35件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 131.4 坪 (昨年 120.1 坪から +9.4 %増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示