【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年10月〜12月期の島原鉄道 (諫早駅～島原港駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.0万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -3.3％( -0.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 50 件(１年前(2020年)に比べて +35.1％( +13件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 169.3 坪 (昨年 146.1 坪から +15.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。干拓の里駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは吾妻駅で昨年に比べ +1041.2 ％、坪単価は 3.0 万円/坪となった。
上位 2 駅(吾妻駅、島原駅)は +675.0 ％(坪単価 +3.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(小野駅、霊丘公園体育館駅)は -66.0 ％(坪単価 -7.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 38.8 分 → 2021年 30.2 分、-22.2 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 5.4 ％ → 2021年 2.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった幸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.1万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -5.2％( -0.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.21万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -93.2％( -9.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 島原鉄道 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 諫早駅 | 9.0万/坪 (258坪) | 10.9万/坪 (106坪) | 10.7万/坪 (78.7坪) |
| 本諫早駅 | - | - | - |
| 幸駅 | 10.1万/坪 (89.2坪) | 10.7万/坪 (78.7坪) | 10.8万/坪 (141坪) |
| 小野駅 | 0.7万/坪 (218坪) | 10.1万/坪 (96.8坪) | - |
| 干拓の里駅 | 8.5万/坪 (93.8坪) | 4.6万/坪 (54.5坪) | - |
| 森山駅 | - | - | - |
| 釜ノ鼻駅 | - | 3.5万/坪 (166坪) | - |
| 諫早東高校駅 | - | 3.2万/坪 (145坪) | - |
| 愛野駅 | 4.8万/坪 (79.0坪) | 4.9万/坪 (205坪) | 5.3万/坪 (85.2坪) |
| 阿母崎駅 | 2.1万/坪 (25.7坪) | - | - |
| 吾妻駅 | 3.0万/坪 (69.6坪) | 0.26万/坪 (227坪) | - |
| 古部駅 | - | - | - |
| 大正駅 | - | 1.2万/坪 (251坪) | - |
| 西郷駅 | - | - | - |
| 神代駅 | - | - | 0.9万/坪 (393坪) |
| 多比良駅 | 5.6万/坪 (46.9坪) | - | 6.0万/坪 (47.6坪) |
| 有明湯江駅 | 3.2万/坪 (66.6坪) | - | 3.0万/坪 (30.3坪) |
| 大三東駅 | - | - | 1.9万/坪 (72.6坪) |
| 松尾駅 | 5.0万/坪 (318坪) | - | 2.1万/坪 (263坪) |
| 三会駅 | 6.3万/坪 (37.8坪) | - | - |
| 島原駅 | 5.2万/坪 (132坪) | 1.3万/坪 (216坪) | 10.3万/坪 (124坪) |
| 霊丘公園体育館駅 | 8.9万/坪 (56.0坪) | 14.6万/坪 (268坪) | - |
| 島原船津駅 | - | 7.8万/坪 (25.7坪) | - |
| 島原港駅 | 4.6万/坪 (43.1坪) | 4.6万/坪 (50.9坪) | 1.7万/坪 (122坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
吾妻駅 3.0 万/坪(昨年同期比 +1041.2 ％)
吾妻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.0万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +1041.2％( +2.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 226.9 坪から -69.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 30.0 分 → 2021年 26.0 分、-13.3 ％と減少)
島原駅 5.2 万/坪(昨年同期比 +308.7 ％)
島原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.2万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +308.7％( +3.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2020年)に比べて +200.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 132.1 坪 (昨年 216.3 坪から -38.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 25.5 分 → 2021年 18.0 分、-29.4 ％と大きく減少)
小野駅 0.7 万/坪(昨年同期比 -93.2 ％)
小野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.21万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -93.2％( -9.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 217.8 坪 (昨年 96.8 坪から +125.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 13.0 分 → 2021年 60.0 分、+361.5 ％と大きく増加)
霊丘公園体育館駅 8.9 万/坪(昨年同期比 -38.9 ％)
霊丘公園体育館駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.9万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -38.9％( -5.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 267.7 坪から -79.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 3.0 分 → 2021年 18.0 分、+500.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示