【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期のJR水郡線 (水戸駅~常陸太田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.4万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -31.9%( -2.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 68 件(1年前(2023年)に比べて -76.7%( -224件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 171.5 坪 (昨年 157.2 坪から +9.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。中菅谷駅、瓜連駅、常陸大子駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは玉川村駅で昨年に比べ +127.5 %、坪単価は 0.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(玉川村駅、常陸大子駅)は +107.7 %(坪単価 +0.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(額田駅、常陸太田駅)は -80.3 %(坪単価 -1.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 2.4 % → 2024年 1.5 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中菅谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.4万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +77.3%( +6.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった額田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.21万円/坪(0.06万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -80.5%( -0.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR水郡線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
水戸駅 | 8.8万/坪 (170坪) | 12.0万/坪 (137坪) | 13.0万/坪 (111坪) |
常陸青柳駅 | - | - | - |
常陸津田駅 | - | 3.6万/坪 (83.2坪) | 3.0万/坪 (258坪) |
後台駅 | 2.7万/坪 (81.7坪) | 2.3万/坪 (152坪) | 3.6万/坪 (163坪) |
下菅谷駅 | - | 5.7万/坪 (114坪) | 8.1万/坪 (100坪) |
中菅谷駅 | 14.4万/坪 (59.0坪) | 8.1万/坪 (204坪) | 10.7万/坪 (153坪) |
上菅谷駅 | 5.2万/坪 (247坪) | 6.2万/坪 (150坪) | 6.5万/坪 (104坪) |
常陸鴻巣駅 | - | 0.26万/坪 (246坪) | - |
瓜連駅 | 6.0万/坪 (75.6坪) | 3.6万/坪 (138坪) | 2.6万/坪 (101坪) |
静駅 | - | 2.7万/坪 (83.2坪) | 1.0万/坪 (160坪) |
常陸大宮駅 | 2.8万/坪 (160坪) | 5.1万/坪 (182坪) | 4.3万/坪 (98.2坪) |
玉川村駅 | 0.9万/坪 (87.7坪) | 0.4万/坪 (301坪) | 0.4万/坪 (248坪) |
野上原駅 | - | 0.03万/坪 (182坪) | 1.5万/坪 (116坪) |
山方宿駅 | 1.5万/坪 (200坪) | 1.7万/坪 (272坪) | 0.5万/坪 (140坪) |
中舟生駅 | - | - | - |
下小川駅 | - | 0.7万/坪 (24.2坪) | - |
西金駅 | - | - | - |
上小川駅 | - | 0.4万/坪 (54.5坪) | 0.9万/坪 (209坪) |
袋田駅 | - | 0.4万/坪 (233坪) | 0.8万/坪 (39.3坪) |
常陸大子駅 | 2.4万/坪 (96.8坪) | 1.3万/坪 (118坪) | 1.0万/坪 (149坪) |
下野宮駅 | - | 0.9万/坪 (90.8坪) | 0.5万/坪 (278坪) |
南酒出駅 | - | 1.2万/坪 (368坪) | - |
額田駅 | 0.21万/坪 (424坪) | 1.1万/坪 (330坪) | 3.0万/坪 (224坪) |
河合駅 | 4.6万/坪 (49.9坪) | - | 0.19万/坪 (59.0坪) |
谷河原駅 | 2.0万/坪 (238坪) | 4.5万/坪 (156坪) | 1.2万/坪 (159坪) |
常陸太田駅 | 0.7万/坪 (168坪) | 3.6万/坪 (184坪) | 2.3万/坪 (201坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
玉川村駅 0.9 万/坪(昨年同期比 +127.5 %)
玉川村駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.9万円/坪(0.29万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +127.5%( +0.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 87.7 坪 (昨年 301.0 坪から -70.9 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 105.0 分 → 2024年 120.0 分、+14.3 %と増加)
常陸大子駅 2.4 万/坪(昨年同期比 +88.0 %)
常陸大子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +88.0%( +1.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 96.8 坪 (昨年 118.0 坪から -17.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 38.5 分 → 2024年 30.0 分、-22.1 %と大きく減少)
額田駅 0.2 万/坪(昨年同期比 -80.5 %)
額田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.21万円/坪(0.06万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -80.5%( -0.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 423.5 坪 (昨年 329.7 坪から +28.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 27.6 分 → 2024年 19.0 分、-31.2 %と大きく減少)
常陸太田駅 0.7 万/坪(昨年同期比 -80.2 %)
常陸太田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.22万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -80.2%( -2.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて -74.3%( -26件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 168.4 坪 (昨年 183.9 坪から -8.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 57.6 分 → 2024年 51.6 分、-10.6 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示