【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期のJR相模線 (茅ケ崎駅~橋本駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.4万円/坪(13.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -2.3%( -1.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 97 件(1年前(2022年)に比べて -9.3%( -10件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 90.4 坪 (昨年 80.9 坪から +11.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。宮山駅、南橋本駅、橋本駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは橋本駅で昨年に比べ +92.0 %、坪単価は 39.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(橋本駅、南橋本駅)は +77.3 %(坪単価 +16.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(下溝駅、原当麻駅)は -54.3 %(坪単価 -20.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 29.0 分 → 2023年 22.2 分、-23.5 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 1.9 % → 2023年 7.2 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった厚木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.1万円/坪(20.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +9.2%( +5.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった下溝駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.2万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -84.5%( -33.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR相模線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
茅ケ崎駅 | 58.9万/坪 (76.6坪) | 70.8万/坪 (51.7坪) | 63.3万/坪 (59.3坪) |
北茅ケ崎駅 | - | - | - |
香川駅 | 40.1万/坪 (65.0坪) | 41.7万/坪 (88.7坪) | 23.3万/坪 (62.0坪) |
寒川駅 | 37.8万/坪 (91.2坪) | 37.2万/坪 (53.9坪) | 57.4万/坪 (91.8坪) |
宮山駅 | 42.8万/坪 (144坪) | 35.4万/坪 (48.4坪) | 38.9万/坪 (138坪) |
倉見駅 | - | 20.5万/坪 (87.7坪) | - |
門沢橋駅 | - | 29.2万/坪 (116坪) | - |
社家駅 | 55.8万/坪 (48.4坪) | - | 31.5万/坪 (146坪) |
厚木駅 | 68.1万/坪 (51.4坪) | 62.3万/坪 (39.3坪) | 72.4万/坪 (31.8坪) |
海老名駅 | 55.1万/坪 (71.0坪) | 50.4万/坪 (71.2坪) | 46.7万/坪 (61.0坪) |
入谷駅 | 14.4万/坪 (126坪) | - | - |
相武台下駅 | 18.0万/坪 (278坪) | - | - |
下溝駅 | 6.2万/坪 (48.4坪) | 40.1万/坪 (72.6坪) | 26.4万/坪 (66.0坪) |
原当麻駅 | 25.0万/坪 (63.1坪) | 32.9万/坪 (75.0坪) | 43.6万/坪 (45.2坪) |
番田駅 | 31.6万/坪 (129坪) | 37.6万/坪 (109坪) | 22.0万/坪 (90.8坪) |
上溝駅 | 42.6万/坪 (90.2坪) | 44.0万/坪 (30.8坪) | 45.2万/坪 (64.9坪) |
南橋本駅 | 38.8万/坪 (222坪) | 23.9万/坪 (27.2坪) | 18.4万/坪 (57.1坪) |
橋本駅 | 39.4万/坪 (92.1坪) | 20.5万/坪 (156坪) | 32.2万/坪 (83.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
橋本駅 39.4 万/坪(昨年同期比 +92.0 %)
橋本駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.4万円/坪(11.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +92.0%( +18.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2022年)に比べて -42.9%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 92.1 坪 (昨年 156.1 坪から -41.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 73.0 分 → 2023年 44.4 分、-39.1 %と大きく減少)
南橋本駅 38.8 万/坪(昨年同期比 +62.6 %)
南橋本駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.8万円/坪(11.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +62.6%( +14.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 222.3 坪 (昨年 27.2 坪から +716.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 29.0 分 → 2023年 16.0 分、-44.8 %と大きく減少)
下溝駅 6.2 万/坪(昨年同期比 -84.5 %)
下溝駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.2万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -84.5%( -33.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 72.6 坪から -33.3 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 7.7 分 → 2023年 18.0 分、+134.8 %と大きく増加)
原当麻駅 25.0 万/坪(昨年同期比 -24.0 %)
原当麻駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.0万円/坪(7.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -24.0%( -7.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて -42.9%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 63.1 坪 (昨年 75.0 坪から -15.8 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 13.4 分 → 2023年 16.0 分、+19.1 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示