【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期の東海道新幹線 (新横浜駅~小田原駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.4万円/坪(17.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -7.1%( -4.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 14 件(1年前(2023年)に比べて -51.7%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 86.2 坪 (昨年 66.0 坪から +30.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。小田原駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは小田原駅で昨年に比べ +17.2 %、坪単価は 50.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(小田原駅)は +17.2 %(坪単価 +7.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新横浜駅)は -8.7 %(坪単価 -12.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.4 % → 2024年 14.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 13.3 分 → 2024年 15.0 分、+13.0 %と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新横浜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 130万円/坪(39.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -8.7%( -12.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小田原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.2万円/坪(15.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +17.2%( +7.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 13 件(1年前(2023年)に比べて -45.8%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
東海道新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新横浜駅 | 130万/坪 (51.4坪) | 143万/坪 (46.3坪) | 143万/坪 (83.2坪) |
小田原駅 | 50.2万/坪 (89.1坪) | 42.9万/坪 (70.2坪) | 54.7万/坪 (90.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
小田原駅 50.2 万/坪(昨年同期比 +17.2 %)
小田原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.2万円/坪(15.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +17.2%( +7.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 13 件(1年前(2023年)に比べて -45.8%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 89.1 坪 (昨年 70.2 坪から +26.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 4.2 % → 2024年 15.4 %)
新横浜駅 130.3 万/坪(昨年同期比 -8.7 %)
新横浜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 130万円/坪(39.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -8.7%( -12.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 51.4 坪 (昨年 46.3 坪から +11.1 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 9.6 分 → 2024年 20.0 分、+108.3 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示