【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期の小田急多摩線 (新百合ケ丘駅~はるひ野駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 92.9万円/坪(28.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +6.9%( +6.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -74.1%( -20件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 104.9 坪 (昨年 81.1 坪から +29.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。五月台駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは栗平駅で昨年に比べ +110.8 %、坪単価は 110 万円/坪となった。
上位 1 駅(栗平駅)は +110.8 %(坪単価 +57.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(黒川駅)は -99.1 %(坪単価 -82.0 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 14.9 分 → 2024年 17.4 分、+17.3 %と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新百合ケ丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 113万円/坪(34.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +1.7%( +1.9万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -78.6%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった黒川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.23万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -99.1%( -82.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
小田急多摩線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新百合ケ丘駅 | 113万/坪 (57.5坪) | 111万/坪 (44.4坪) | 84.1万/坪 (59.4坪) |
五月台駅 | 107万/坪 (48.4坪) | 59.0万/坪 (118坪) | 56.7万/坪 (152坪) |
栗平駅 | 110万/坪 (45.4坪) | 52.3万/坪 (157坪) | 68.0万/坪 (97.1坪) |
黒川駅 | 0.7万/坪 (363坪) | 82.7万/坪 (38.3坪) | - |
はるひ野駅 | - | - | 68.9万/坪 (55.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
栗平駅 110.2 万/坪(昨年同期比 +110.8 %)
栗平駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +110.8%( +57.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -85.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 156.7 坪から -71.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 9.7 分 → 2024年 7.0 分、-27.9 %と大きく減少)
黒川駅 0.7 万/坪(昨年同期比 -99.1 %)
黒川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.7万円/坪(0.23万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -99.1%( -82.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 363.0 坪 (昨年 38.3 坪から +847.4 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 16.3 分 → 2024年 23.0 分、+40.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示