【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年4月〜6月期の相鉄・JR直通線 (武蔵小杉駅~海老名駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 67.5万円/坪(20.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -4.4%( -3.1万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 68 件(1年前(2022年)に比べて -36.4%( -39件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 70.0 坪 (昨年 77.9 坪から -10.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。羽沢横浜国大駅、西谷駅、鶴ケ峰駅、二俣川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは羽沢横浜国大駅で昨年に比べ +69.5 %、坪単価は 122 万円/坪となった。
上位 2 駅(羽沢横浜国大駅、二俣川駅)は +58.2 %(坪単価 +42.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(希望ケ丘駅、海老名駅)は -20.7 %(坪単価 -17.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 18.7 分 → 2023年 15.6 分、-16.5 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 4.7 % → 2023年 7.4 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった羽沢横浜国大駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 122万円/坪(37.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +69.5%( +50.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった海老名駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.8万円/坪(13.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -13.7%( -7.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2022年)に比べて -36.8%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
相鉄・JR直通線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
武蔵小杉駅 | - | 353万/坪 (32.8坪) | 419万/坪 (13.6坪) |
羽沢横浜国大駅 | 122万/坪 (30.3坪) | 72.2万/坪 (62.0坪) | 78.7万/坪 (88.5坪) |
西谷駅 | 59.8万/坪 (46.9坪) | 47.4万/坪 (85.5坪) | 29.6万/坪 (65.5坪) |
鶴ケ峰駅 | 62.8万/坪 (59.0坪) | 49.3万/坪 (103坪) | 63.6万/坪 (54.7坪) |
二俣川駅 | 107万/坪 (81.7坪) | 72.9万/坪 (48.4坪) | 65.9万/坪 (73.4坪) |
希望ケ丘駅 | 74.7万/坪 (47.9坪) | 103万/坪 (68.1坪) | 65.0万/坪 (123坪) |
三ツ境駅 | 56.5万/坪 (55.4坪) | 65.0万/坪 (56.1坪) | 58.4万/坪 (61.8坪) |
瀬谷駅 | 61.3万/坪 (49.9坪) | 61.8万/坪 (49.9坪) | 52.3万/坪 (36.9坪) |
大和駅 | 94.5万/坪 (42.4坪) | 105万/坪 (38.9坪) | 113万/坪 (226坪) |
相模大塚駅 | 79.3万/坪 (151坪) | 76.6万/坪 (148坪) | 55.1万/坪 (27.2坪) |
さがみ野駅 | 58.0万/坪 (132坪) | 50.4万/坪 (83.8坪) | 47.3万/坪 (74.4坪) |
かしわ台駅 | 46.7万/坪 (67.7坪) | 51.3万/坪 (65.6坪) | 55.7万/坪 (51.4坪) |
海老名駅 | 45.8万/坪 (70.6坪) | 53.1万/坪 (106坪) | 48.4万/坪 (74.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
羽沢横浜国大駅 122.3 万/坪(昨年同期比 +69.5 %)
羽沢横浜国大駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 122万円/坪(37.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +69.5%( +50.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 62.0 坪から -51.2 %減)。
二俣川駅 107.2 万/坪(昨年同期比 +47.0 %)
二俣川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 107万円/坪(32.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +47.0%( +34.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2022年)に比べて +33.3%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 48.4 坪から +68.8 %増)。
希望ケ丘駅 74.7 万/坪(昨年同期比 -27.6 %)
希望ケ丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.7万円/坪(22.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -27.6%( -28.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -62.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 47.9 坪 (昨年 68.1 坪から -29.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 12.0 分 → 2023年 9.0 分、-25.0 %と大きく減少)
海老名駅 45.8 万/坪(昨年同期比 -13.7 %)
海老名駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.8万円/坪(13.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -13.7%( -7.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 12 件(1年前(2022年)に比べて -36.8%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 70.6 坪 (昨年 105.7 坪から -33.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 27.8 分 → 2023年 20.8 分、-25.3 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示