【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期の北陸鉄道石川線 (西泉駅～鶴来駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.1万円/坪(6.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +0.6％( +0.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 23 件(１年前(2023年)に比べて -76.0％( -73件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 100.8 坪 (昨年 118.4 坪から -14.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。押野駅、額住宅前駅、小柳駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは額住宅前駅で昨年に比べ +37.6 ％、坪単価は 38.1 万円/坪となった。
上位 2 駅(額住宅前駅、小柳駅)は +36.2 ％(坪単価 +7.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(陽羽里駅、野々市工大前駅)は -35.9 ％(坪単価 -6.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 18.2 分 → 2024年 13.7 分、-25.1 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 1.0 ％ → 2024年 4.3 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 14.6 ％ → 2024年 8.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった額住宅前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.1万円/坪(11.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +37.6％( +10.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった陽羽里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.7万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -50.8％( -5.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 北陸鉄道石川線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西泉駅 | - | - | - |
| 新西金沢駅 | - | - | - |
| 押野駅 | 32.0万/坪 (42.4坪) | 24.7万/坪 (150坪) | 29.2万/坪 (52.7坪) |
| 野々市駅 | 20.8万/坪 (124坪) | 24.9万/坪 (117坪) | 28.6万/坪 (81.7坪) |
| 野々市工大前駅 | 24.8万/坪 (120坪) | 31.5万/坪 (144坪) | 30.4万/坪 (245坪) |
| 馬替駅 | 35.3万/坪 (45.4坪) | 29.4万/坪 (132坪) | 31.4万/坪 (54.5坪) |
| 額住宅前駅 | 38.1万/坪 (49.9坪) | 27.7万/坪 (64.0坪) | 17.7万/坪 (175坪) |
| 乙丸駅 | - | 24.0万/坪 (88.5坪) | 28.7万/坪 (104坪) |
| 四十万駅 | 23.0万/坪 (148坪) | 23.3万/坪 (137坪) | 18.0万/坪 (84.7坪) |
| 陽羽里駅 | 5.7万/坪 (212坪) | 11.5万/坪 (205坪) | 9.9万/坪 (30.3坪) |
| 曽谷駅 | - | 9.7万/坪 (124坪) | 15.2万/坪 (215坪) |
| 道法寺駅 | 18.6万/坪 (90.4坪) | 16.0万/坪 (64.3坪) | 16.4万/坪 (56.3坪) |
| 井口駅 | - | 12.5万/坪 (95.3坪) | 9.4万/坪 (127坪) |
| 小柳駅 | 14.1万/坪 (54.5坪) | 10.5万/坪 (304坪) | 7.7万/坪 (186坪) |
| 日御子駅 | - | - | 10.9万/坪 (142坪) |
| 鶴来駅 | - | 5.5万/坪 (53.3坪) | 7.8万/坪 (115坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
額住宅前駅 38.1 万/坪(昨年同期比 +37.6 ％)
額住宅前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.1万円/坪(11.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +37.6％( +10.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 64.0 坪から -22.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 16.3 分 → 2024年 14.0 分、-14.3 ％と減少)
小柳駅 14.1 万/坪(昨年同期比 +34.8 ％)
小柳駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.1万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +34.8％( +3.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 304.0 坪から -82.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 22.5 分 → 2024年 19.7 分、-12.6 ％と減少)
陽羽里駅 5.7 万/坪(昨年同期比 -50.8 ％)
陽羽里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.7万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -50.8％( -5.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 211.8 坪 (昨年 204.7 坪から +3.4 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 3.7 分 → 2024年 6.0 分、+63.6 ％と大きく増加)
野々市工大前駅 24.8 万/坪(昨年同期比 -21.1 ％)
野々市工大前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.8万円/坪(7.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -21.1％( -6.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 120.0 坪 (昨年 143.7 坪から -16.5 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示