【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年10月〜12月期の東武宇都宮線 (新栃木駅～東武宇都宮駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.5万円/坪(4.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +46.6％( +4.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 64 件(１年前(2021年)に比べて -39.0％( -41件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 111.8 坪 (昨年 180.1 坪から -37.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。壬生駅、南宇都宮駅、東武宇都宮駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは新栃木駅で昨年に比べ +218.3 ％、坪単価は 9.3 万円/坪となった。
上位 2 駅(新栃木駅、南宇都宮駅)は +133.5 ％(坪単価 +8.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(安塚駅、江曽島駅)は -45.0 ％(坪単価 -9.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 32.5 分 → 2022年 25.5 分、-21.4 ％と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった南宇都宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.2万円/坪(10.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +48.8％( +11.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった安塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.7万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -83.2％( -18.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 東武宇都宮線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新栃木駅 | 9.3万/坪 (138坪) | 2.9万/坪 (292坪) | 8.1万/坪 (109坪) |
| 野州平川駅 | - | 2.9万/坪 (267坪) | 11.3万/坪 (124坪) |
| 野州大塚駅 | 9.1万/坪 (87.7坪) | - | 2.0万/坪 (98.3坪) |
| 壬生駅 | 8.3万/坪 (180坪) | 5.7万/坪 (132坪) | - |
| 国谷駅 | - | - | 6.2万/坪 (130坪) |
| おもちゃのまち駅 | 10.7万/坪 (90.8坪) | 9.0万/坪 (246坪) | 10.5万/坪 (41.6坪) |
| 安塚駅 | 3.7万/坪 (95.8坪) | 22.0万/坪 (49.9坪) | 0.4万/坪 (293坪) |
| 西川田駅 | 17.1万/坪 (86.2坪) | 17.8万/坪 (70.0坪) | 12.8万/坪 (84.5坪) |
| 江曽島駅 | 19.2万/坪 (95.3坪) | 20.6万/坪 (82.6坪) | 18.7万/坪 (91.6坪) |
| 南宇都宮駅 | 34.2万/坪 (18.2坪) | 23.0万/坪 (93.3坪) | 24.4万/坪 (112坪) |
| 東武宇都宮駅 | 20.8万/坪 (105坪) | 14.4万/坪 (118坪) | 19.5万/坪 (108坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新栃木駅 9.3 万/坪(昨年同期比 +218.3 ％)
新栃木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.3万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +218.3％( +6.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(１年前(2021年)に比べて -62.9％( -22件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 138.5 坪 (昨年 292.2 坪から -52.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 28.9 分 → 2022年 23.2 分、-19.9 ％と減少)
南宇都宮駅 34.2 万/坪(昨年同期比 +48.8 ％)
南宇都宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.2万円/坪(10.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +48.8％( +11.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 18.2 坪 (昨年 93.3 坪から -80.5 ％減)。
安塚駅 3.7 万/坪(昨年同期比 -83.2 ％)
安塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.7万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -83.2％( -18.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 95.8 坪 (昨年 49.9 坪から +91.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 29.0 分 → 2022年 14.0 分、-51.7 ％と大きく減少)
江曽島駅 19.2 万/坪(昨年同期比 -6.7 ％)
江曽島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.2万円/坪(5.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -6.7％( -1.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 6 件(１年前(2021年)に比べて +20.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 95.3 坪 (昨年 82.6 坪から +15.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 16.0 分 → 2022年 11.8 分、-26.0 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示