【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年7月〜9月期の東北新幹線 (小山駅～那須塩原駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.3万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -15.2％( -2.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 108 件(１年前(2019年)に比べて +28.6％( +24件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 88.0 坪 (昨年 103.3 坪から -14.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。宇都宮駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは小山駅で昨年に比べ -21.2 ％、坪単価は 12.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(宇都宮駅)は -2.7 ％(坪単価 -0.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(小山駅)は -21.2 ％(坪単価 -3.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 3.6 ％ → 2020年 0.9 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宇都宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.5万円/坪(6.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -2.7％( -0.6万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 44 件(１年前(2019年)に比べて +12.8％( +5件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった那須塩原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.1万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -10.8％( -0.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 27 件(１年前(2019年)に比べて +92.9％( +13件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 東北新幹線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 小山駅 | 12.5万/坪 (86.4坪) | 15.9万/坪 (117坪) | 11.4万/坪 (115坪) |
| 宇都宮駅 | 21.5万/坪 (75.3坪) | 22.1万/坪 (94.2坪) | 16.0万/坪 (107坪) |
| 那須塩原駅 | 4.1万/坪 (113坪) | 4.6万/坪 (98.0坪) | 3.4万/坪 (154坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宇都宮駅 21.5 万/坪(昨年同期比 -2.7 ％)
宇都宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.5万円/坪(6.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -2.7％( -0.6万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 44 件(１年前(2019年)に比べて +12.8％( +5件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 75.3 坪 (昨年 94.2 坪から -20.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 55.5 分 → 2020年 43.8 分、-21.1 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 5.1 ％ → 2020年 2.3 ％)
小山駅 12.5 万/坪(昨年同期比 -21.2 ％)
小山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.5万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -21.2％( -3.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 37 件(１年前(2019年)に比べて +19.4％( +6件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 86.4 坪 (昨年 117.3 坪から -26.3 ％減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示