【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年10月〜12月期のJR八高線 (八王子駅～箱根ケ崎駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.9万円/坪(13.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +21.6％( +7.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 27 件(１年前(2020年)に比べて -22.9％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 80.5 坪 (昨年 64.6 坪から +24.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。八王子駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは拝島駅で昨年に比べ +129.0 ％、坪単価は 55.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(拝島駅)は +129.0 ％(坪単価 +31.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(小宮駅)は -41.1 ％(坪単価 -16.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 2.9 ％ → 2021年 3.7 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 25.9 分 → 2021年 32.9 分、+27.2 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった拝島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.5万円/坪(16.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +129.0％( +31.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +150.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.7万円/坪(7.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -41.1％( -16.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR八高線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 八王子駅 | 44.7万/坪 (62.3坪) | 38.5万/坪 (58.4坪) | 55.9万/坪 (49.4坪) |
| 北八王子駅 | - | 17.9万/坪 (30.3坪) | 14.8万/坪 (148坪) |
| 小宮駅 | 23.7万/坪 (139坪) | 40.3万/坪 (65.0坪) | 18.9万/坪 (212坪) |
| 拝島駅 | 55.5万/坪 (106坪) | 24.2万/坪 (35.5坪) | 46.8万/坪 (105坪) |
| 東福生駅 | 49.1万/坪 (52.9坪) | - | 45.2万/坪 (98.3坪) |
| 箱根ケ崎駅 | 32.9万/坪 (99.2坪) | 33.6万/坪 (86.9坪) | 32.7万/坪 (65.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
拝島駅 55.5 万/坪(昨年同期比 +129.0 ％)
拝島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.5万円/坪(16.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +129.0％( +31.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +150.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 106.5 坪 (昨年 35.5 坪から +199.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 11.5 分 → 2021年 9.8 分、-14.8 ％と減少)
小宮駅 23.7 万/坪(昨年同期比 -41.1 ％)
小宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.7万円/坪(7.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -41.1％( -16.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 139.2 坪 (昨年 65.0 坪から +114.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 19.2 分 → 2021年 24.0 分、+25.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示