【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜9月期の西武多摩川線 (武蔵境駅～是政駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 185万円/坪(56.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +31.6％( +44.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(１年前(2023年)に比べて -60.7％( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 41.7 坪 (昨年 48.6 坪から -14.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。武蔵境駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは白糸台駅で昨年に比べ +255.9 ％、坪単価は 188 万円/坪となった。
上位 1 駅(白糸台駅)は +255.9 ％(坪単価 +135.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(多磨駅)は -2.5 ％(坪単価 -2.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 15.1 分 → 2024年 12.0 分、-20.6 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.6 ％ → 2024年 9.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった武蔵境駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 204万円/坪(61.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +24.5％( +40.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(１年前(2023年)に比べて -53.1％( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった多磨駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -2.5％( -2.6万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -72.7％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 西武多摩川線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 武蔵境駅 | 204万/坪 (42.0坪) | 164万/坪 (44.8坪) | 135万/坪 (66.4坪) |
| 新小金井駅 | 165万/坪 (42.4坪) | 164万/坪 (29.5坪) | 120万/坪 (94.7坪) |
| 多磨駅 | 103万/坪 (46.9坪) | 106万/坪 (50.7坪) | 101万/坪 (43.9坪) |
| 白糸台駅 | 188万/坪 (31.0坪) | 52.9万/坪 (303坪) | 106万/坪 (37.8坪) |
| 競艇場前駅 | - | 82.7万/坪 (38.2坪) | 56.3万/坪 (133坪) |
| 是政駅 | - | 107万/坪 (33.8坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
白糸台駅 188.2 万/坪(昨年同期比 +255.9 ％)
白糸台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 188万円/坪(56.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +255.9％( +135.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 31.0 坪 (昨年 302.5 坪から -89.8 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 6.0 分 → 2024年 8.0 分、+33.3 ％と大きく増加)
多磨駅 103.4 万/坪(昨年同期比 -2.5 ％)
多磨駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 103万円/坪(31.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -2.5％( -2.6万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -72.7％( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 50.7 坪から -7.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 15.1 分 → 2024年 8.0 分、-47.0 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 9.1 ％ → 2024年 33.3 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示