【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年10月〜12月期の西武国分寺線 (国分寺駅~東村山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 111万円/坪(33.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +7.9%( +8.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 14 件(1年前(2021年)に比べて -44.0%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 69.4 坪 (昨年 41.1 坪から +68.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。東村山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東村山駅で昨年に比べ +67.3 %、坪単価は 105 万円/坪となった。
上位 1 駅(東村山駅)は +67.3 %(坪単価 +42.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(小川駅)は -29.7 %(坪単価 -30.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 14.0 分 → 2022年 11.2 分、-19.7 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 12.0 % → 2022年 21.4 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった国分寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 155万円/坪(46.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +16.8%( +22.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -63.6%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.0万円/坪(21.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -29.7%( -30.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
西武国分寺線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
国分寺駅 | 155万/坪 (28.7坪) | 133万/坪 (42.4坪) | 101万/坪 (46.7坪) |
恋ケ窪駅 | 76.0万/坪 (59.0坪) | 91.4万/坪 (31.2坪) | 87.4万/坪 (36.7坪) |
鷹の台駅 | - | 101万/坪 (28.7坪) | 72.7万/坪 (40.8坪) |
小川駅 | 72.0万/坪 (59.0坪) | 102万/坪 (30.3坪) | 63.3万/坪 (37.8坪) |
東村山駅 | 105万/坪 (103坪) | 62.9万/坪 (49.5坪) | 86.3万/坪 (70.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東村山駅 105.2 万/坪(昨年同期比 +67.3 %)
東村山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 105万円/坪(31.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +67.3%( +42.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて -14.3%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 103.4 坪 (昨年 49.5 坪から +108.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 19.0 分 → 2022年 11.7 分、-38.6 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 14.3 % → 2022年 16.7 %)
小川駅 72.0 万/坪(昨年同期比 -29.7 %)
小川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.0万円/坪(21.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -29.7%( -30.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 30.3 坪から +95.0 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 8.0 分 → 2022年 18.0 分、+125.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示