【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年4月〜6月期の西武国分寺線 (国分寺駅~東村山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 118万円/坪(35.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +37.8%( +32.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 31 件(1年前(2020年)に比べて +121.4%( +17件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 48.9 坪 (昨年 55.6 坪から -12.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。東村山駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは恋ケ窪駅で昨年に比べ -20.4 %、坪単価は 77.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(国分寺駅)は +121.1 %(坪単価 +104.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(恋ケ窪駅)は -20.4 %(坪単価 -19.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 14.7 分 → 2021年 10.2 分、-30.5 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 7.1 % → 2021年 16.1 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった国分寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 190万円/坪(57.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +121.1%( +104.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて +71.4%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東村山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.2万円/坪(20.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -16.4%( -13.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
西武国分寺線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
国分寺駅 | 190万/坪 (45.8坪) | 86.0万/坪 (51.2坪) | 89.4万/坪 (50.3坪) |
恋ケ窪駅 | 77.7万/坪 (46.9坪) | 97.6万/坪 (31.8坪) | 85.4万/坪 (60.9坪) |
鷹の台駅 | 68.6万/坪 (36.6坪) | - | 60.0万/坪 (63.5坪) |
小川駅 | 75.9万/坪 (27.2坪) | - | 70.7万/坪 (15.6坪) |
東村山駅 | 69.2万/坪 (74.9坪) | 82.8万/坪 (66.6坪) | 45.9万/坪 (45.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
国分寺駅 190.1 万/坪(昨年同期比 +121.1 %)
国分寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 190万円/坪(57.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +121.1%( +104.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて +71.4%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 45.8 坪 (昨年 51.2 坪から -10.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 18.4 分 → 2021年 7.9 分、-57.0 %と大きく減少)
恋ケ窪駅 77.7 万/坪(昨年同期比 -20.4 %)
恋ケ窪駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.7万円/坪(23.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -20.4%( -19.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +500.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 31.8 坪から +47.6 %増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示