この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年7月〜9月期の東京メトロ丸ノ内分岐線 (中野坂上駅～方南町駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 355万円/坪(107万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +24.8％( +70.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2023年)に比べて -12.5％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 46.7 坪 (昨年 31.8 坪から +46.9 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(中野坂上駅)は +293.7 ％(坪単価 +849.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(方南町駅)は -26.1 ％(坪単価 -74.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 ％ → 2024年 42.9 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 4.8 分 → 2024年 6.7 分、+41.4 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中野坂上駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1,139万円/坪(344万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +293.7％( +849.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった方南町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 213万円/坪(64.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -26.1％( -74.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -20.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東京メトロ丸ノ内分岐線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 中野坂上駅 | 1,139万/坪 (27.2坪) | 289万/坪 (18.9坪) | - |
| 中野新橋駅 | - | 260万/坪 (42.4坪) | 300万/坪 (57.0坪) |
| 中野富士見町駅 | 248万/坪 (73.4坪) | - | 198万/坪 (18.2坪) |
| 方南町駅 | 213万/坪 (38.2坪) | 287万/坪 (34.8坪) | 215万/坪 (53.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
中野坂上駅 1138.7 万/坪(昨年同期比 +293.7 ％)
中野坂上駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1,139万円/坪(344万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +293.7％( +849.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 27.2 坪 (昨年 18.9 坪から +44.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 9.0 分 → 2024年 5.0 分、-44.4 ％と大きく減少)
方南町駅 212.6 万/坪(昨年同期比 -26.1 ％)
方南町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 213万円/坪(64.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -26.1％( -74.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて -20.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 38.2 坪 (昨年 34.8 坪から +9.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 2.6 分 → 2024年 7.0 分、+169.2 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 60.0 ％ → 2024年 25.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示