【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期の名鉄尾西線 (弥富駅～玉ノ井駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.9万円/坪(6.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +25.4％( +4.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 51 件(１年前(2021年)に比べて -12.1％( -7件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 107.1 坪 (昨年 87.1 坪から +23.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。弥富駅、五ノ三駅、日比野駅、津島駅、森上駅、観音寺駅、奥町駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは森上駅で昨年に比べ +96.1 ％、坪単価は 10.1 万円/坪となった。
上位 2 駅(森上駅、奥町駅)は +72.6 ％(坪単価 +6.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(玉ノ井駅、萩原駅)は -51.4 ％(坪単価 -8.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 6.9 ％ → 2022年 3.9 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった観音寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.1万円/坪(14.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +28.2％( +10.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上丸渕駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.0万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -28.1％( -2.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 名鉄尾西線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 弥富駅 | 17.3万/坪 (137坪) | 13.2万/坪 (58.5坪) | 6.3万/坪 (66.6坪) |
| 五ノ三駅 | 18.4万/坪 (63.5坪) | 13.6万/坪 (57.5坪) | - |
| 佐屋駅 | 12.3万/坪 (102坪) | 11.7万/坪 (191坪) | - |
| 日比野駅 | 32.3万/坪 (90.0坪) | 24.8万/坪 (74.5坪) | 77.0万/坪 (88.5坪) |
| 津島駅 | 19.0万/坪 (73.5坪) | 14.7万/坪 (86.0坪) | 14.2万/坪 (89.7坪) |
| 町方駅 | - | 4.4万/坪 (248坪) | 0.8万/坪 (275坪) |
| 六輪駅 | - | - | - |
| 渕高駅 | - | - | 2.7万/坪 (139坪) |
| 丸渕駅 | 0.9万/坪 (218坪) | - | - |
| 上丸渕駅 | 7.0万/坪 (194坪) | 9.7万/坪 (119坪) | 3.8万/坪 (104坪) |
| 森上駅 | 10.1万/坪 (180坪) | 5.1万/坪 (135坪) | 7.7万/坪 (90.8坪) |
| 山崎駅 | - | - | 6.5万/坪 (199坪) |
| 玉野駅 | - | - | 0.8万/坪 (132坪) |
| 萩原駅 | 8.4万/坪 (417坪) | 15.8万/坪 (69.6坪) | 5.2万/坪 (211坪) |
| 二子駅 | 14.7万/坪 (144坪) | 20.6万/坪 (64.3坪) | 11.6万/坪 (87.4坪) |
| 苅安賀駅 | - | - | - |
| 観音寺駅 | 48.1万/坪 (77.5坪) | 37.5万/坪 (56.0坪) | 31.3万/坪 (103坪) |
| 名鉄一宮駅 | 66.1万/坪 (78.7坪) | - | - |
| 西一宮駅 | 38.6万/坪 (45.9坪) | 36.4万/坪 (30.3坪) | 61.4万/坪 (42.4坪) |
| 開明駅 | - | 26.3万/坪 (60.5坪) | 21.0万/坪 (135坪) |
| 奥町駅 | 22.6万/坪 (56.2坪) | 15.2万/坪 (70.2坪) | 22.7万/坪 (75.9坪) |
| 玉ノ井駅 | 7.5万/坪 (53.4坪) | 17.0万/坪 (85.7坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
森上駅 10.1 万/坪(昨年同期比 +96.1 ％)
森上駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.1万円/坪(3.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +96.1％( +4.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 180.0 坪 (昨年 135.1 坪から +33.2 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 16.0 分 → 2022年 26.5 分、+65.6 ％と大きく増加)
奥町駅 22.6 万/坪(昨年同期比 +49.1 ％)
奥町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.6万円/坪(6.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +49.1％( +7.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 56.2 坪 (昨年 70.2 坪から -19.9 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 21.3 分 → 2022年 23.7 分、+10.9 ％と増加)
玉ノ井駅 7.5 万/坪(昨年同期比 -56.0 ％)
玉ノ井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.5万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -56.0％( -9.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 53.4 坪 (昨年 85.7 坪から -37.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 11.0 分 → 2022年 14.7 分、+33.3 ％と大きく増加)
萩原駅 8.4 万/坪(昨年同期比 -46.7 ％)
萩原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.4万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -46.7％( -7.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 417.5 坪 (昨年 69.6 坪から +500.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 18.0 分 → 2022年 15.0 分、-16.7 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示