【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜3月期のリニモ (藤が丘駅～八草駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.9万円/坪(11.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -9.7％( -4.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 23 件(１年前(2019年)に比べて -17.9％( -5件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 113.8 坪 (昨年 79.5 坪から +43.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。芸大通駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは芸大通駅で昨年に比べ +45.8 ％、坪単価は 25.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(芸大通駅、藤が丘駅)は +30.5 ％(坪単価 +7.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(長久手古戦場駅、杁ケ池公園駅)は -31.9 ％(坪単価 -18.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 3.6 ％ → 2020年 8.7 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 18.7 分 → 2020年 22.8 分、+22.2 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった藤が丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.0万円/坪(16.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +15.2％( +7.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 8 件(１年前(2019年)に比べて -27.3％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった公園西駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.1万円/坪(7.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +4.9％( +1.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2019年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| リニモ | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 藤が丘駅 | 53.0万/坪 (94.2坪) | 46.0万/坪 (80.6坪) | 48.9万/坪 (90.2坪) |
| はなみずき通駅 | 26.3万/坪 (148坪) | 34.4万/坪 (72.6坪) | 59.3万/坪 (43.9坪) |
| 杁ケ池公園駅 | 44.0万/坪 (63.0坪) | 63.5万/坪 (93.5坪) | 55.1万/坪 (125坪) |
| 長久手古戦場駅 | 36.2万/坪 (77.1坪) | 54.0万/坪 (127坪) | 40.1万/坪 (54.0坪) |
| 芸大通駅 | 25.5万/坪 (66.6坪) | 17.5万/坪 (61.3坪) | 4.4万/坪 (10.6坪) |
| 公園西駅 | 25.1万/坪 (192坪) | 24.0万/坪 (59.5坪) | 52.9万/坪 (60.5坪) |
| 愛・地球博記念公園駅 | - | - | - |
| 八草駅 | 14.2万/坪 (116坪) | - | 21.6万/坪 (68.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
芸大通駅 25.5 万/坪(昨年同期比 +45.8 ％)
芸大通駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.5万円/坪(7.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +45.8％( +8.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -83.3％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 61.3 坪から +8.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 21.7 分 → 2020年 30.0 分、+38.5 ％と大きく増加)
藤が丘駅 53.0 万/坪(昨年同期比 +15.2 ％)
藤が丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.0万円/坪(16.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +15.2％( +7.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 8 件(１年前(2019年)に比べて -27.3％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 94.2 坪 (昨年 80.6 坪から +16.9 ％増)。
長久手古戦場駅 36.2 万/坪(昨年同期比 -33.1 ％)
長久手古戦場駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.2万円/坪(10.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -33.1％( -17.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 77.1 坪 (昨年 127.1 坪から -39.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 6.5 分 → 2020年 17.5 分、+169.2 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 ％ → 2020年 50.0 ％)
杁ケ池公園駅 44.0 万/坪(昨年同期比 -30.8 ％)
杁ケ池公園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.0万円/坪(13.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -30.8％( -19.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 63.0 坪 (昨年 93.5 坪から -32.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 10.0 分 → 2020年 19.7 分、+96.7 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示