【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期のあおなみ線 (名古屋駅~野跡駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.6万円/坪(25.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +86.5%( +39.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 19 件(1年前(2023年)に比べて -32.1%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 76.2 坪 (昨年 88.6 坪から -14.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。ささしまライブ駅、中島駅、荒子川公園駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのはささしまライブ駅で昨年に比べ +69.6 %、坪単価は 125 万円/坪となった。
上位 1 駅(ささしまライブ駅)は +69.6 %(坪単価 +51.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(南荒子駅)は -12.0 %(坪単価 -7.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 18.9 分 → 2024年 22.4 分、+18.6 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 7.1 % → 2024年 5.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となったささしまライブ駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 125万円/坪(37.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +69.6%( +51.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった港北駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.4万円/坪(9.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +2.8%( +0.8万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
あおなみ線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
名古屋駅 | 763万/坪 (118坪) | - | 478万/坪 (150坪) |
ささしまライブ駅 | 125万/坪 (56.0坪) | 74.0万/坪 (28.0坪) | - |
小本駅 | - | 43.1万/坪 (69.6坪) | 63.7万/坪 (81.7坪) |
荒子駅 | - | 46.1万/坪 (152坪) | 42.7万/坪 (93.8坪) |
南荒子駅 | 54.4万/坪 (68.8坪) | 61.8万/坪 (67.3坪) | 36.8万/坪 (84.7坪) |
中島駅 | 56.2万/坪 (52.4坪) | 45.4万/坪 (86.9坪) | 44.6万/坪 (64.6坪) |
港北駅 | 30.4万/坪 (86.2坪) | 29.6万/坪 (120坪) | 43.3万/坪 (72.6坪) |
荒子川公園駅 | 31.2万/坪 (91.1坪) | 24.6万/坪 (66.0坪) | 25.9万/坪 (49.5坪) |
稲永駅 | 29.4万/坪 (63.5坪) | - | - |
野跡駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
ささしまライブ駅 125.4 万/坪(昨年同期比 +69.6 %)
ささしまライブ駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 125万円/坪(37.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +69.6%( +51.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 28.0 坪から +100.0 %増)。
南荒子駅 54.4 万/坪(昨年同期比 -12.0 %)
南荒子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.4万円/坪(16.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -12.0%( -7.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 68.8 坪 (昨年 67.3 坪から +2.2 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 9.8 分 → 2024年 16.0 分、+62.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示