【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年4月〜6月期のJR可部線 (横川駅~あき亀山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.5万円/坪(9.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -0.0%( -0.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 30 件(1年前(2022年)に比べて -25.0%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 151.5 坪 (昨年 99.4 坪から +52.4 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。横川駅、可部駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは可部駅で昨年に比べ +57.1 %、坪単価は 6.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(可部駅)は +57.1 %(坪単価 +2.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(安芸長束駅)は -42.4 %(坪単価 -22.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 5.0 % → 2023年 10.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 39.5 分 → 2023年 51.5 分、+30.5 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった横川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 126万円/坪(38.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +47.7%( +40.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった可部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.7万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +57.1%( +2.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(前年比変わらず)。
JR可部線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
横川駅 | 126万/坪 (42.4坪) | 85.5万/坪 (36.3坪) | 103万/坪 (24.2坪) |
安芸長束駅 | 30.5万/坪 (156坪) | 53.0万/坪 (76.4坪) | 37.1万/坪 (45.1坪) |
下祇園駅 | - | 59.6万/坪 (75.6坪) | 60.7万/坪 (59.0坪) |
古市橋駅 | 51.4万/坪 (27.2坪) | - | 52.9万/坪 (22.7坪) |
大町駅 | - | 45.1万/坪 (66.6坪) | 55.1万/坪 (54.5坪) |
緑井駅 | 74.9万/坪 (23.4坪) | 64.2万/坪 (51.4坪) | - |
七軒茶屋駅 | 42.5万/坪 (40.3坪) | 37.7万/坪 (96.4坪) | 31.5万/坪 (41.8坪) |
梅林駅 | - | - | 18.0万/坪 (58.2坪) |
上八木駅 | - | 5.1万/坪 (234坪) | 42.1万/坪 (66.6坪) |
中島駅 | - | 15.2万/坪 (72.6坪) | - |
可部駅 | 6.7万/坪 (225坪) | 4.3万/坪 (107坪) | 5.8万/坪 (180坪) |
河戸帆待川駅 | - | 18.3万/坪 (53.7坪) | - |
あき亀山駅 | 28.1万/坪 (24.2坪) | - | 10.9万/坪 (55.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
可部駅 6.7 万/坪(昨年同期比 +57.1 %)
可部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.7万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +57.1%( +2.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 224.7 坪 (昨年 107.2 坪から +109.7 %増)。
安芸長束駅 30.5 万/坪(昨年同期比 -42.4 %)
安芸長束駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.5万円/坪(9.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -42.4%( -22.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2022年)に比べて +250.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 156.2 坪 (昨年 76.4 坪から +104.5 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 16.5 分 → 2023年 30.1 分、+82.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示