【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期の山陽新幹線 (岡山駅～新倉敷駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.5万円/坪(7.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +1.7％( +0.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 46 件(１年前(2022年)に比べて -29.2％( -19件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 82.6 坪 (昨年 111.9 坪から -26.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。岡山駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは岡山駅で昨年に比べ +18.9 ％、坪単価は 33.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(岡山駅)は +18.9 ％(坪単価 +5.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新倉敷駅)は -11.4 ％(坪単価 -1.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 51.1 分 → 2023年 45.1 分、-11.8 ％と減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった岡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.2万円/坪(10.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +18.9％( +5.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 29 件(１年前(2022年)に比べて -42.0％( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新倉敷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.3万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -11.4％( -1.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 17 件(１年前(2022年)に比べて +13.3％( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
| 山陽新幹線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 岡山駅 | 33.2万/坪 (73.5坪) | 28.0万/坪 (103坪) | 37.2万/坪 (81.5坪) |
| 新倉敷駅 | 9.3万/坪 (98.5坪) | 10.5万/坪 (142坪) | 13.2万/坪 (147坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
岡山駅 33.2 万/坪(昨年同期比 +18.9 ％)
岡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.2万円/坪(10.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +18.9％( +5.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 29 件(１年前(2022年)に比べて -42.0％( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 73.5 坪 (昨年 103.5 坪から -29.0 ％減)。
新倉敷駅 9.3 万/坪(昨年同期比 -11.4 ％)
新倉敷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.3万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -11.4％( -1.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 17 件(１年前(2022年)に比べて +13.3％( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 98.5 坪 (昨年 142.1 坪から -30.7 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 29.0 分 → 2023年 32.5 分、+12.2 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示