【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年10月〜12月期の山陽新幹線 (岡山駅～新倉敷駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.3万円/坪(11.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +29.8％( +8.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 79 件(１年前(2019年)に比べて +23.4％( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 83.1 坪 (昨年 107.8 坪から -23.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が小幅増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。岡山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは岡山駅で昨年に比べ +29.5 ％、坪単価は 40.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(岡山駅)は +29.5 ％(坪単価 +9.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新倉敷駅)は -21.7 ％(坪単価 -3.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 1.6 ％ → 2020年 1.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった岡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.8万円/坪(12.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +29.5％( +9.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 66 件(１年前(2019年)に比べて +29.4％( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新倉敷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.2万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -21.7％( -3.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(前年比変わらず)。
| 山陽新幹線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 岡山駅 | 40.8万/坪 (78.7坪) | 31.5万/坪 (100坪) | 27.7万/坪 (138坪) |
| 新倉敷駅 | 12.2万/坪 (107坪) | 15.6万/坪 (134坪) | 13.3万/坪 (170坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
岡山駅 40.8 万/坪(昨年同期比 +29.5 ％)
岡山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.8万円/坪(12.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +29.5％( +9.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 66 件(１年前(2019年)に比べて +29.4％( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 100.3 坪から -21.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 59.1 分 → 2020年 51.2 分、-13.4 ％と減少)
新倉敷駅 12.2 万/坪(昨年同期比 -21.7 ％)
新倉敷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.2万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -21.7％( -3.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 106.9 坪 (昨年 134.5 坪から -20.5 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 22.5 分 → 2020年 31.1 分、+38.4 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示