【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年7月〜9月期の富山ライトレール (富山駅～岩瀬浜駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.6万円/坪(8.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +66.5％( +11.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(１年前(2022年)に比べて -43.2％( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 78.5 坪 (昨年 106.0 坪から -26.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。富山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは越中中島駅で昨年に比べ +427.3 ％、坪単価は 52.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(越中中島駅、富山駅)は +243.0 ％(坪単価 +27.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(下奥井駅、城川原駅)は -33.8 ％(坪単価 -4.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 22.4 分 → 2023年 16.6 分、-25.7 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2022年 5.4 ％ → 2023年 4.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった越中中島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.8万円/坪(16.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +427.3％( +42.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった下奥井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -61.0％( -7.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 富山ライトレール | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 富山駅 | 32.0万/坪 (115坪) | 20.1万/坪 (75.9坪) | 27.0万/坪 (75.7坪) |
| インテック本社前駅 | - | - | - |
| 奥田中学校前駅 | - | 13.7万/坪 (160坪) | 16.2万/坪 (150坪) |
| 下奥井駅 | 5.0万/坪 (30.3坪) | 12.7万/坪 (275坪) | 13.8万/坪 (333坪) |
| 粟島駅 | 19.5万/坪 (66.6坪) | - | 8.2万/坪 (57.5坪) |
| 越中中島駅 | 52.8万/坪 (47.6坪) | 10.0万/坪 (200坪) | 12.1万/坪 (126坪) |
| 城川原駅 | 14.2万/坪 (54.1坪) | 15.2万/坪 (86.2坪) | 8.3万/坪 (60.5坪) |
| 犬島新町駅 | 13.0万/坪 (48.4坪) | 11.0万/坪 (72.6坪) | 14.3万/坪 (54.5坪) |
| 蓮町駅 | - | 3.9万/坪 (545坪) | 2.3万/坪 (183坪) |
| 萩浦小学校前駅 | 7.1万/坪 (59.0坪) | 6.7万/坪 (73.6坪) | 5.9万/坪 (82.2坪) |
| 東岩瀬駅 | - | - | 8.7万/坪 (63.5坪) |
| 競輪場前駅 | - | - | - |
| 岩瀬浜駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
越中中島駅 52.8 万/坪(昨年同期比 +427.3 ％)
越中中島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.8万円/坪(16.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +427.3％( +42.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 47.6 坪 (昨年 199.7 坪から -76.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 8.0 分 → 2023年 13.0 分、+62.5 ％と大きく増加)
富山駅 32.0 万/坪(昨年同期比 +58.7 ％)
富山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.0万円/坪(9.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +58.7％( +11.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2022年)に比べて -64.0％( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 115.3 坪 (昨年 75.9 坪から +52.0 ％増)。
下奥井駅 5.0 万/坪(昨年同期比 -61.0 ％)
下奥井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.0万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -61.0％( -7.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 275.3 坪から -89.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 10.5 分 → 2023年 8.0 分、-23.8 ％と大きく減少)
城川原駅 14.2 万/坪(昨年同期比 -6.6 ％)
城川原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.2万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -6.6％( -1.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 4 件(１年前(2022年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 54.1 坪 (昨年 86.2 坪から -37.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 17.7 分 → 2023年 9.0 分、-49.1 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示