【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年7月〜9月期の阪神なんば線 (出来島駅~桜川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.2万円/坪(28.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +88.4%( +43.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて -16.7%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 68.7 坪 (昨年 24.2 坪から +183.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。出来島駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは出来島駅で昨年に比べ +31.6 %、坪単価は 66.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(出来島駅)は +31.6 %(坪単価 +15.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(千鳥橋駅)は +14.4 %(坪単価 +11.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 60.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった千鳥橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 89.7万円/坪(27.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +14.4%( +11.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった出来島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +31.6%( +15.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
阪神なんば線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
出来島駅 | 66.1万/坪 (16.6坪) | 50.2万/坪 (37.8坪) | 55.1万/坪 (99.8坪) |
福駅 | 82.6万/坪 (206坪) | - | - |
伝法駅 | - | 29.9万/坪 (17.6坪) | 59.2万/坪 (115坪) |
千鳥橋駅 | 89.7万/坪 (34.8坪) | 78.4万/坪 (27.2坪) | 88.2万/坪 (18.2坪) |
西九条駅 | - | - | - |
九条駅 | 138万/坪 (51.4坪) | - | 133万/坪 (33.3坪) |
ドーム前駅 | - | - | - |
桜川駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
出来島駅 66.1 万/坪(昨年同期比 +31.6 %)
出来島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.1万円/坪(20.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +31.6%( +15.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 16.6 坪 (昨年 37.8 坪から -56.0 %減)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 100.0 %)
千鳥橋駅 89.7 万/坪(昨年同期比 +14.4 %)
千鳥橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 89.7万円/坪(27.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +14.4%( +11.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 27.2 坪から +27.8 %増)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示