【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年10月〜12月期の大阪四つ橋線 (西梅田駅～住之江公園駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 92.2万円/坪(27.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +1.4％( +1.3万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 11 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 23.1 坪 (昨年 60.8 坪から -62.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。玉出駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは岸里駅で昨年に比べ +234.4 ％、坪単価は 48.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(岸里駅)は +234.4 ％(坪単価 +33.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(花園町駅)は +1.3 ％(坪単価 +1.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 7.2 分 → 2022年 5.6 分、-21.5 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 9.1 ％ → 2022年 36.4 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 36.4 ％ → 2022年 36.4 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった玉出駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 92.6万円/坪(28.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +35.8％( +24.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった岸里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.2万円/坪(14.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +234.4％( +33.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 大阪四つ橋線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西梅田駅 | - | - | - |
| 肥後橋駅 | - | - | - |
| 本町駅 | - | 400万/坪 (57.5坪) | - |
| 四ツ橋駅 | 349万/坪 (27.2坪) | - | 783万/坪 (115坪) |
| 難波駅 | - | - | - |
| 大国町駅 | - | - | - |
| 花園町駅 | 84.0万/坪 (14.7坪) | 83.0万/坪 (43.1坪) | 142万/坪 (49.9坪) |
| 岸里駅 | 48.2万/坪 (25.7坪) | 14.4万/坪 (39.3坪) | 47.4万/坪 (55.0坪) |
| 玉出駅 | 92.6万/坪 (15.1坪) | 68.2万/坪 (32.5坪) | 43.9万/坪 (53.7坪) |
| 北加賀屋駅 | 44.1万/坪 (49.9坪) | - | 98.6万/坪 (63.5坪) |
| 住之江公園駅 | - | 67.2万/坪 (95.3坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
岸里駅 48.2 万/坪(昨年同期比 +234.4 ％)
岸里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.2万円/坪(14.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +234.4％( +33.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 25.7 坪 (昨年 39.3 坪から -34.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 5.0 分 → 2022年 3.2 分、-35.0 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 75.0 ％)
花園町駅 84.0 万/坪(昨年同期比 +1.3 ％)
花園町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.0万円/坪(25.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +1.3％( +1.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 14.7 坪 (昨年 43.1 坪から -65.8 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 5.5 分 → 2022年 7.8 分、+40.9 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 25.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示