【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年10月〜12月期の秩父本線 (羽生駅～三峰口駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.0万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -9.6％( -1.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 92 件(１年前(2021年)に比べて -20.7％( -24件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 131.1 坪 (昨年 122.0 坪から +7.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 9 駅。ほとんどの駅において下落した。武州荒木駅、小前田駅、皆野駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは武州荒木駅で昨年に比べ +92.1 ％、坪単価は 3.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(武州荒木駅、皆野駅)は +76.5 ％(坪単価 +1.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(影森駅、ふかや花園駅)は -97.9 ％(坪単価 -3.8 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 26.5 分 → 2022年 30.3 分、+14.3 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 6.0 ％ → 2022年 4.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった熊谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.6万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +3.2％( +0.4万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 38 件(１年前(2021年)に比べて -17.4％( -8件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった影森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.00万円/坪(0.00万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -100.0％( -5.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 秩父本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 羽生駅 | 6.9万/坪 (214坪) | 6.4万/坪 (159坪) | 4.2万/坪 (213坪) |
| 西羽生駅 | 14.8万/坪 (56.0坪) | - | - |
| 新郷駅 | 4.7万/坪 (74.1坪) | 4.0万/坪 (118坪) | 4.7万/坪 (121坪) |
| 武州荒木駅 | 3.8万/坪 (115坪) | 2.0万/坪 (130坪) | 3.0万/坪 (333坪) |
| 東行田駅 | 5.1万/坪 (309坪) | 10.5万/坪 (69.6坪) | 7.9万/坪 (78.1坪) |
| 行田市駅 | 7.1万/坪 (173坪) | 9.7万/坪 (72.3坪) | 7.9万/坪 (67.4坪) |
| 持田駅 | 9.0万/坪 (150坪) | 11.8万/坪 (43.9坪) | 2.3万/坪 (51.4坪) |
| ソシオ流通センター駅 | - | 7.8万/坪 (42.4坪) | - |
| 熊谷駅 | 12.6万/坪 (88.7坪) | 12.2万/坪 (117坪) | 13.1万/坪 (106坪) |
| 上熊谷駅 | - | - | - |
| 石原駅 | - | - | - |
| ひろせ野鳥の森駅 | - | - | 11.2万/坪 (60.5坪) |
| 大麻生駅 | - | - | - |
| 明戸駅 | - | - | - |
| 武川駅 | 0.7万/坪 (345坪) | 10.3万/坪 (95.8坪) | 14.2万/坪 (63.5坪) |
| 永田駅 | - | - | - |
| ふかや花園駅 | 0.11万/坪 (281坪) | 2.5万/坪 (191坪) | 4.0万/坪 (60.5坪) |
| 小前田駅 | 8.9万/坪 (56.7坪) | 6.4万/坪 (148坪) | 8.1万/坪 (119坪) |
| 桜沢駅 | - | 25.1万/坪 (43.9坪) | 8.5万/坪 (101坪) |
| 寄居駅 | 9.3万/坪 (35.3坪) | 10.2万/坪 (120坪) | 11.3万/坪 (82.6坪) |
| 波久礼駅 | - | - | - |
| 樋口駅 | - | - | - |
| 野上駅 | - | 3.4万/坪 (230坪) | - |
| 長瀞駅 | - | 7.6万/坪 (39.3坪) | 5.4万/坪 (33.3坪) |
| 上長瀞駅 | - | - | - |
| 親鼻駅 | 5.0万/坪 (60.5坪) | - | - |
| 皆野駅 | 4.2万/坪 (191坪) | 2.6万/坪 (115坪) | 4.9万/坪 (110坪) |
| 和銅黒谷駅 | - | 5.3万/坪 (37.8坪) | 8.0万/坪 (81.7坪) |
| 大野原駅 | 8.0万/坪 (75.1坪) | 9.8万/坪 (87.7坪) | 6.5万/坪 (92.3坪) |
| 秩父駅 | 8.3万/坪 (49.2坪) | 13.4万/坪 (158坪) | 11.9万/坪 (94.2坪) |
| 御花畑駅 | - | 16.3万/坪 (43.0坪) | 16.7万/坪 (61.3坪) |
| 影森駅 | 0.00万/坪 (63.5坪) | 5.2万/坪 (102坪) | 9.0万/坪 (98.3坪) |
| 浦山口駅 | 2.2万/坪 (206坪) | - | - |
| 武州中川駅 | - | - | - |
| 武州日野駅 | - | 0.24万/坪 (351坪) | - |
| 白久駅 | - | 0.8万/坪 (296坪) | - |
| 三峰口駅 | - | - | 1.5万/坪 (48.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
武州荒木駅 3.8 万/坪(昨年同期比 +92.1 ％)
武州荒木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.8万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +92.1％( +1.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 114.6 坪 (昨年 130.1 坪から -11.9 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 30.0 分 → 2022年 45.0 分、+50.0 ％と大きく増加)
皆野駅 4.2 万/坪(昨年同期比 +60.8 ％)
皆野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.2万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +60.8％( +1.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 190.6 坪 (昨年 115.0 坪から +65.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 90.0 分 → 2022年 7.0 分、-92.2 ％と大きく減少)
影森駅 0.0 万/坪(昨年同期比 -100.0 ％)
影森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.00万円/坪(0.00万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -100.0％( -5.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 102.1 坪から -37.8 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 10.8 分 → 2022年 120.0 分、+1016.3 ％と大きく増加)
ふかや花園駅 0.1 万/坪(昨年同期比 -95.8 ％)
ふかや花園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.11万円/坪(0.03万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -95.8％( -2.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 281.3 坪 (昨年 190.6 坪から +47.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 10.5 分 → 2022年 19.0 分、+81.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示