【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期のJR宗谷本線 (旭川駅~稚内駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -2.0%( -0.1万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 94 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 98.9 坪 (昨年 102.2 坪から -3.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。旭川駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは南稚内駅で昨年に比べ -92.8 %、坪単価は 0.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(士別駅)は +160.2 %(坪単価 +1.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(南稚内駅)は -92.8 %(坪単価 -4.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 3.2 % → 2021年 1.1 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった旭川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -2.6%( -0.2万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 84 件(1年前(2020年)に比べて +2.4%( +2件/坪)と僅かに増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南稚内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.3万円/坪(0.10万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -92.8%( -4.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR宗谷本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
旭川駅 | 6.9万/坪 (98.2坪) | 7.1万/坪 (97.9坪) | 6.8万/坪 (122坪) |
旭川四条駅 | - | - | - |
新旭川駅 | - | - | - |
永山駅 | - | - | - |
比布駅 | - | - | 2.0万/坪 (39.3坪) |
蘭留駅 | - | - | - |
塩狩駅 | - | - | - |
和寒駅 | - | - | - |
剣淵駅 | 1.3万/坪 (60.5坪) | - | 0.4万/坪 (363坪) |
士別駅 | 2.4万/坪 (86.2坪) | 0.9万/坪 (69.6坪) | 3.2万/坪 (175坪) |
多寄駅 | - | 0.4万/坪 (139坪) | - |
瑞穂駅 | - | - | - |
風連駅 | - | - | - |
名寄高校駅 | - | - | - |
名寄駅 | 0.6万/坪 (66.6坪) | 2.8万/坪 (96.8坪) | 2.9万/坪 (92.8坪) |
美深駅 | - | - | - |
初野駅 | - | - | - |
恩根内駅 | - | - | - |
咲来駅 | - | - | - |
音威子府駅 | - | - | - |
佐久駅 | - | - | - |
天塩中川駅 | - | - | 0.10万/坪 (514坪) |
問寒別駅 | 0.4万/坪 (121坪) | - | - |
雄信内駅 | - | - | - |
幌延駅 | - | 1.6万/坪 (198坪) | - |
豊富駅 | 0.5万/坪 (206坪) | 0.5万/坪 (151坪) | - |
兜沼駅 | - | - | - |
勇知駅 | - | - | - |
抜海駅 | 0.7万/坪 (130坪) | - | - |
南稚内駅 | 0.3万/坪 (90.8坪) | 4.7万/坪 (137坪) | 2.1万/坪 (114坪) |
稚内駅 | - | 4.6万/坪 (39.3坪) | 6.5万/坪 (133坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
士別駅 2.4 万/坪(昨年同期比 +160.2 %)
士別駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.4万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +160.2%( +1.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 86.2 坪 (昨年 69.6 坪から +23.9 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 15.0 分 → 2021年 24.0 分、+60.0 %と大きく増加)
南稚内駅 0.3 万/坪(昨年同期比 -92.8 %)
南稚内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.3万円/坪(0.10万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -92.8%( -4.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 90.8 坪 (昨年 136.6 坪から -33.6 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 14.0 分 → 2021年 120.0 分、+757.1 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示