【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年4月〜6月期のJR山陽本線 (姫路駅～上郡駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.4万円/坪(6.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +17.9％( +3.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 92 件(１年前(2020年)に比べて +46.0％( +29件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 95.2 坪 (昨年 95.2 坪から -0.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。姫路駅、英賀保駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは上郡駅で昨年に比べ +1016.1 ％、坪単価は 4.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(上郡駅、姫路駅)は +529.0 ％(坪単価 +6.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(網干駅、相生駅)は -33.3 ％(坪単価 -5.7 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった英賀保駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.9万円/坪(9.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +31.2％( +7.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(１年前(2020年)に比べて -40.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった上郡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.4万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +1016.1％( +4.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR山陽本線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 姫路駅 | 27.8万/坪 (89.7坪) | 19.6万/坪 (106坪) | 28.1万/坪 (88.3坪) |
| 英賀保駅 | 30.9万/坪 (51.2坪) | 23.6万/坪 (59.1坪) | 17.4万/坪 (103坪) |
| はりま勝原駅 | 22.0万/坪 (40.3坪) | 20.8万/坪 (53.2坪) | 29.1万/坪 (102坪) |
| 網干駅 | 10.3万/坪 (130坪) | 15.6万/坪 (94.3坪) | 9.8万/坪 (160坪) |
| 竜野駅 | 9.2万/坪 (120坪) | 9.9万/坪 (96.5坪) | 8.7万/坪 (66.6坪) |
| 相生駅 | 12.3万/坪 (88.0坪) | 18.4万/坪 (56.7坪) | 17.6万/坪 (90.2坪) |
| 有年駅 | - | - | 4.0万/坪 (118坪) |
| 上郡駅 | 4.4万/坪 (96.8坪) | 0.4万/坪 (310坪) | 6.1万/坪 (50.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
上郡駅 4.4 万/坪(昨年同期比 +1016.1 ％)
上郡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.4万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +1016.1％( +4.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 96.8 坪 (昨年 310.1 坪から -68.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 58.0 分 → 2021年 24.7 分、-57.5 ％と大きく減少)
姫路駅 27.8 万/坪(昨年同期比 +42.0 ％)
姫路駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.8万円/坪(8.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +42.0％( +8.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 48 件(１年前(2020年)に比べて +77.8％( +21件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 89.7 坪 (昨年 106.1 坪から -15.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 44.4 分 → 2021年 33.6 分、-24.3 ％と大きく減少)
網干駅 10.3 万/坪(昨年同期比 -33.8 ％)
網干駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.3万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -33.8％( -5.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 16 件(１年前(2020年)に比べて +77.8％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 130.3 坪 (昨年 94.3 坪から +38.2 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 19.6 分 → 2021年 26.2 分、+34.2 ％と大きく増加)
相生駅 12.3 万/坪(昨年同期比 -32.8 ％)
相生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.3万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -32.8％( -6.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2020年)に比べて +75.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 88.0 坪 (昨年 56.7 坪から +55.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 15.8 分 → 2021年 20.3 分、+28.8 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示