【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜12月期の養老鉄道 (桑名駅~多度駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.6万円/坪(5.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -13.7%( -3.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 86 件(1年前(2022年)に比べて +16.2%( +12件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 100.5 坪 (昨年 89.1 坪から +12.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。播磨駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは播磨駅で昨年に比べ +96.5 %、坪単価は 20.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(播磨駅)は +96.5 %(坪単価 +10.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(下深谷駅)は -93.7 %(坪単価 -4.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 9.5 % → 2023年 2.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった桑名駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.9万円/坪(8.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -3.2%( -0.9万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 53 件(1年前(2022年)に比べて -1.9%( -1件/坪)と僅かに減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった下深谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.3万円/坪(0.09万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -93.7%( -4.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
養老鉄道 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
桑名駅 | 26.9万/坪 (80.8坪) | 27.8万/坪 (72.5坪) | 22.0万/坪 (79.9坪) |
播磨駅 | 20.5万/坪 (116坪) | 10.5万/坪 (132坪) | 10.4万/坪 (94.5坪) |
下深谷駅 | 0.3万/坪 (45.4坪) | 4.9万/坪 (284坪) | - |
下野代駅 | 2.0万/坪 (118坪) | 1.9万/坪 (162坪) | 2.8万/坪 (228坪) |
多度駅 | 4.1万/坪 (142坪) | 7.3万/坪 (107坪) | 3.7万/坪 (209坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
播磨駅 20.5 万/坪(昨年同期比 +96.5 %)
播磨駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.5万円/坪(6.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +96.5%( +10.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2022年)に比べて +166.7%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 116.3 坪 (昨年 132.1 坪から -12.0 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 8.7 分 → 2023年 16.5 分、+90.4 %と大きく増加)
下深谷駅 0.3 万/坪(昨年同期比 -93.7 %)
下深谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.3万円/坪(0.09万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -93.7%( -4.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 284.4 坪から -84.0 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 6.0 分 → 2023年 14.0 分、+133.3 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示