【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜3月期の北しなの線 (長野駅~古間駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -0.8%( -0.3万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -92.0%( -81件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.0年(昨年 18.7年から +23.4 %増)。平均専有面積は 72.1 ㎡ (昨年 73.1 ㎡から -1.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。北長野駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは北長野駅で昨年に比べ -3.3 %、単価は 27.6 万円/㎡となった。
上位 1 駅(長野駅)は +2.5 %(単価 +0.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(北長野駅)は -3.3 %(単価 -0.9 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 15.5 分 → 2024年 11.9 分、-23.4 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 16.2 % → 2024年 28.6 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 18.7 年 → 2024年 23.0 年、+23.4 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 37.9 % → 2024年 57.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +2.5%( +0.9万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -93.3%( -70件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北長野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -3.3%( -0.9万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -81.8%( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。
北しなの線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
長野駅 | 38.4万/㎡ (20.6年/66.0㎡) | 37.5万/㎡ (17.7年/73.3㎡) | 36.1万/㎡ (20.3年/72.2㎡) |
北長野駅 | 27.6万/㎡ (29.0年/87.5㎡) | 28.5万/㎡ (23.3年/78.2㎡) | 30.7万/㎡ (25.5年/72.2㎡) |
三才駅 | - | - | 10.3万/㎡ (23.0年/95.0㎡) |
古間駅 | - | - | 4.0万/㎡ (43.3年/30.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
長野駅 38.4 万/㎡(昨年同期比 +2.5 %)
長野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +2.5%( +0.9万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -93.3%( -70件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.6年(昨年 17.7年から +16.4 %増)。平均専有面積は 66.0 ㎡ (昨年 73.3 ㎡から -9.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 14.9 % → 2024年 40.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 17.7 年 → 2024年 20.6 年、+16.4 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 30.7 % → 2024年 40.0 %)
北長野駅 27.6 万/㎡(昨年同期比 -3.3 %)
北長野駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -3.3%( -0.9万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -81.8%( -9件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.0年(昨年 23.3年から +24.6 %増)。平均専有面積は 87.5 ㎡ (昨年 78.2 ㎡から +11.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 13.0 分 → 2024年 7.0 分、-46.2 %と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 23.3 年 → 2024年 29.0 年、+24.6 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 80.0 % → 2024年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示