この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜9月期のひたちなか海浜鉄道湊線 (勝田駅～殿山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -41.3％( -11.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて -14.3％( -1件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 34.5年(昨年 21.1年から +63.8 ％増)。平均専有面積は 78.3 ㎡ (昨年 63.6 ㎡から +23.2 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。殿山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは殿山駅で昨年に比べ +26.1 ％、単価は 6.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(殿山駅)は +26.1 ％(単価 +1.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(勝田駅)は +17.5 ％(単価 +6.5 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 21.1 年 → 2024年 34.5 年、+63.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 28.6 ％ → 2024年 50.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった勝田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +17.5％( +6.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -80.0％( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった殿山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +26.1％( +1.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| ひたちなか海浜鉄道湊線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 勝田駅 | 44.0万/㎡ (9.5年/75.0㎡) | 37.5万/㎡ (10.0年/75.0㎡) | 33.9万/㎡ (9.2年/75.7㎡) |
| 工機前駅 | 30.0万/㎡ (16.5年/80.0㎡) | - | - |
| 金上駅 | - | - | 2.7万/㎡ (47.0年/60.0㎡) |
| 殿山駅 | 6.3万/㎡ (45.2年/78.8㎡) | 5.0万/㎡ (48.7年/35.0㎡) | 9.0万/㎡ (39.2年/85.6㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
殿山駅 6.3 万/㎡(昨年同期比 +26.1 ％)
殿山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は6.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +26.1％( +1.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +100.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 45.2年(昨年 48.7年から -7.1 ％減)。平均専有面積は 78.8 ㎡ (昨年 35.0 ㎡から +125.0 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 75.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 8.0 分 → 2024年 9.5 分、+18.8 ％と増加)
勝田駅 44.0 万/㎡(昨年同期比 +17.5 ％)
勝田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +17.5％( +6.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -80.0％( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 9.5年(昨年 10.0年から -4.9 ％減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から +0.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 9.2 分 → 2024年 7.0 分、-23.9 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示