【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年4月〜12月期の妙高はねうまライン (妙高高原駅~直江津駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +11.6%( +2.1万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2019年)に比べて -30.8%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.4年(昨年 22.3年から -8.6 %減)。平均専有面積は 60.6 ㎡ (昨年 66.5 ㎡から -9.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。南高田駅、春日山駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは南高田駅で昨年に比べ +37.5 %、単価は 13.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(南高田駅)は +37.5 %(単価 +3.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(直江津駅)は -37.9 %(単価 -13.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 63.6 % → 2020年 37.5 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 11.3 分 → 2020年 13.8 分、+21.8 %と大きく増加)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった春日山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +30.5%( +6.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -33.3%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南高田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +37.5%( +3.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
妙高はねうまライン | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
妙高高原駅 | - | - | - |
関山駅 | - | - | - |
北新井駅 | - | - | - |
上越妙高駅 | 34.7万/㎡ (5.5年/75.0㎡) | - | - |
南高田駅 | 13.0万/㎡ (25.4年/60.0㎡) | 9.5万/㎡ (28.3年/55.0㎡) | - |
高田駅 | 19.6万/㎡ (21.6年/40.0㎡) | 18.2万/㎡ (23.4年/61.4㎡) | 13.4万/㎡ (25.2年/61.1㎡) |
春日山駅 | 25.5万/㎡ (18.3年/72.5㎡) | 19.6万/㎡ (21.4年/83.3㎡) | 11.9万/㎡ (21.5年/65.0㎡) |
直江津駅 | 21.5万/㎡ (19.5年/65.0㎡) | 34.7万/㎡ (5.3年/75.0㎡) | 28.3万/㎡ (8.0年/60.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
南高田駅 13.0 万/㎡(昨年同期比 +37.5 %)
南高田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +37.5%( +3.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 25.4年(昨年 28.3年から -10.0 %減)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 55.0 ㎡から +9.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2019年 28.3 年 → 2020年 25.4 年、-10.0 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 66.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 12.0 分 → 2020年 17.3 分、+44.4 %と大きく増加)
直江津駅 21.5 万/㎡(昨年同期比 -37.9 %)
直江津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -37.9%( -13.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 19.5年(昨年 5.3年から +271.4 %増)。平均専有面積は 65.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -13.3 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 5.3 年 → 2020年 19.5 年、+271.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 2.0 分 → 2020年 15.0 分、+650.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示