【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜3月期の秩父本線 (羽生駅~石原駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +13.0%( +2.9万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 13 件(1年前(2023年)に比べて -87.5%( -91件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.2年(昨年 27.6年から -19.7 %減)。平均専有面積は 62.3 ㎡ (昨年 63.6 ㎡から -2.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、専有面積 30 平方メートル未満の単身・独身世帯を対象としたワンルーム物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。熊谷駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは熊谷駅で昨年に比べ +6.0 %、単価は 25.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(熊谷駅)は +6.0 %(単価 +1.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(熊谷駅)は +6.0 %(単価 +1.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 27.6 年 → 2024年 22.2 年、-19.7 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 1.0 % → 2024年 7.7 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.0 % → 2024年 7.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 10.8 分 → 2024年 11.9 分、+10.5 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2023年 49.0 % → 2024年 53.8 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 10.8 % → 2024年 9.1 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった熊谷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +6.0%( +1.4万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 13 件(1年前(2023年)に比べて -84.7%( -72件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった熊谷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +6.0%( +1.4万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 13 件(1年前(2023年)に比べて -84.7%( -72件/㎡)と大幅に減少しています。)。
秩父本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
羽生駅 | - | 24.1万/㎡ (17.1年/69.0㎡) | 9.7万/㎡ (33.3年/75.0㎡) |
行田市駅 | - | 10.6万/㎡ (30.8年/75.0㎡) | 11.2万/㎡ (0年/80.0㎡) |
熊谷駅 | 25.1万/㎡ (22.2年/62.3㎡) | 23.7万/㎡ (27.3年/64.4㎡) | 21.5万/㎡ (25.4年/64.0㎡) |
上熊谷駅 | - | 12.4万/㎡ (33.3年/30.0㎡) | 10.7万/㎡ (35.4年/47.5㎡) |
石原駅 | - | 13.5万/㎡ (33.6年/65.0㎡) | 7.1万/㎡ (47.4年/52.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
熊谷駅 25.1 万/㎡(昨年同期比 +6.0 %)
熊谷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +6.0%( +1.4万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 13 件(1年前(2023年)に比べて -84.7%( -72件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 22.2年(昨年 27.3年から -18.8 %減)。平均専有面積は 62.3 ㎡ (昨年 64.4 ㎡から -3.2 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 27.3 年 → 2024年 22.2 年、-18.8 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 1.2 % → 2024年 7.7 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.6 % → 2024年 7.7 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 44.6 % → 2024年 53.8 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示