中古マンション相場の概況
2022年1月〜12月期の秩父本線 (羽生駅~石原駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +3.0%( +0.6万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 29 件(1年前(2021年)に比べて -6.5%( -2件/㎡)と弱含みに推移しています。)。
平均築年数は 27.7年(昨年 26.3年から +5.3 %増)。平均専有面積は 74.7 ㎡ (昨年 57.6 ㎡から +29.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。熊谷駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは熊谷駅で昨年に比べ +12.1 %、単価は 23.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(熊谷駅)は +12.1 %(単価 +2.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(羽生駅)は -51.7 %(単価 -10.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 14.1 分 → 2022年 12.3 分、-12.9 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 3.4 % → 2022年 4.5 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 6.9 % → 2022年 13.6 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 9.7 % → 2022年 6.9 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった熊谷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +12.1%( +2.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 25 件(1年前(2021年)に比べて -16.7%( -5件/㎡)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった羽生駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -51.7%( -10.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
秩父本線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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羽生駅 | 9.7万/㎡ (33.3年/75.0㎡) | 20.0万/㎡ (15.5年/65.0㎡) | 24.0万/㎡ (14.5年/50.0㎡) |
行田市駅 | 11.2万/㎡ (0年/80.0㎡) | - | - |
熊谷駅 | 23.3万/㎡ (26.1年/75.4㎡) | 20.8万/㎡ (26.7年/57.3㎡) | 24.1万/㎡ (22.5年/56.7㎡) |
上熊谷駅 | - | - | 12.0万/㎡ (32.0年/15.0㎡) |
石原駅 | 7.6万/㎡ (47.3年/50.0㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
熊谷駅 23.3 万/㎡(昨年同期比 +12.1 %)
熊谷駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +12.1%( +2.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 25 件(1年前(2021年)に比べて -16.7%( -5件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 26.1年(昨年 26.7年から -2.2 %減)。平均専有面積は 75.4 ㎡ (昨年 57.3 ㎡から +31.5 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 60.7 % → 2022年 57.9 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 3.6 % → 2022年 5.3 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 7.1 % → 2022年 10.5 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 6.7 % → 2022年 4.0 %)
羽生駅 9.7 万/㎡(昨年同期比 -51.7 %)
羽生駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -51.7%( -10.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 33.3年(昨年 15.5年から +114.5 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +15.4 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 15.5 年 → 2022年 33.3 年、+114.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 4.0 分 → 2022年 9.0 分、+125.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示