【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年1月〜12月期の山万ユーカリが丘線 (ユーカリが丘駅～井野駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -4.4％( -1.4万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 70 件(１年前(2020年)に比べて +75.0％( +30件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.3年(昨年 17.8年から +25.1 ％増)。平均専有面積は 85.7 ㎡ (昨年 81.2 ㎡から +5.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。中学校駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは中学校駅で昨年に比べ -18.1 ％、単価は 23.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(ユーカリが丘駅)は +4.4 ％(単価 +1.4 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(中学校駅)は -18.1 ％(単価 -5.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 11.5 分 → 2021年 7.8 分、-32.2 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 ％ → 2021年 28.6 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 17.8 年 → 2021年 22.3 年、+25.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 26.7 ％ → 2021年 51.9 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となったユーカリが丘駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +4.4％( +1.4万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 58 件(１年前(2020年)に比べて +61.1％( +22件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった中学校駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -18.1％( -5.3万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +25.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| 山万ユーカリが丘線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| ユーカリが丘駅 | 32.7万/㎡ (20.6年/87.5㎡) | 31.3万/㎡ (20.0年/81.0㎡) | 28.5万/㎡ (19.5年/78.5㎡) |
| 女子大駅 | 9.3万/㎡ (37.1年/76.4㎡) | - | - |
| 中学校駅 | 23.8万/㎡ (14.4年/78.0㎡) | 29.0万/㎡ (11.8年/83.8㎡) | - |
| 井野駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
ユーカリが丘駅 32.7 万/㎡(昨年同期比 +4.4 ％)
ユーカリが丘駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +4.4％( +1.4万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 58 件(１年前(2020年)に比べて +61.1％( +22件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.6年(昨年 20.0年から +3.0 ％増)。平均専有面積は 87.5 ㎡ (昨年 81.0 ㎡から +8.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 12.6 分 → 2021年 9.0 分、-28.9 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 ％ → 2021年 19.0 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 36.4 ％ → 2021年 46.5 ％)
中学校駅 23.8 万/㎡(昨年同期比 -18.1 ％)
中学校駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -18.1％( -5.3万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +25.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.4年(昨年 11.8年から +22.3 ％増)。平均専有面積は 78.0 ㎡ (昨年 83.8 ㎡から -6.9 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 11.8 年 → 2021年 14.4 年、+22.3 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 1.0 分 → 2021年 1.6 分、+60.0 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 80.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示